<4日目>2006年12月10日  レッド・ミル・ハウス

昨日の事で、出来事の日を間違えて書き忘れた事が有ったので最初に・・・・。

にゃっちが夜シャワーを浴びてた時に『ガシャーン!』と大きな音。
ビックリしてシャワールームに行くと、にゃっちがシャワーから出た時に腕を当てて洗面台のコップを落として割ってしまったらしい。
ガラスが飛び散っているので危ないからにゃっちに動かない様に言って、RICKがティッシュを使い破片を集め始めた。
するとトリッシュが「大丈夫!?怪我は無い!?」と凄く心配そうな顔をしながら走ってきた。
RICKが「大丈夫です。でもコップ割っちゃいました・・・すみません」と言うと
「そんなの問題ないわよ〜。怪我が無くて良かったわ〜」と笑いながら言ってくれた。
そしてホウキとチリトリを持って来てくれてRICKが掃除。
にゃっちが着替え終わった後、一緒にリビングに行ってもう一度謝る事にした。

リビングに行って申し訳無さそうに誤るにゃっちをトリッシュがにゃっちの肩を抱きながら「大丈夫よ〜」って笑いながら言ってくれる。
アンドリューも「怪我が無くて良かったよ。コップの代わりなんて幾らでも有るさ!」と言って笑いながら新しいコップを渡してくれた。
そして「それよりもこんなフルーツが有るんだけど食べて見ないかい?」って言ってフルーツを出してくれた。
あまり考え込まないように気を使ってくれたんだろうなあ〜。
にゃっちも僕も凄く感動しました。
日本語で読めないだろうけどアンドリュー、トリッシュ有難うございました。

ここから当日の事が始まります。

今日は朝からディンツリーのボートクルーズに行く事になっている。
最初はネット上で良く名前を見る『クリフ』のボートクルーズに参加する事にしていたのだが前日トリッシュから
「希望はクリフのって言ってたけど、Eさんも含めて貴方達は大きなカメラを持って三脚も立てたいだろうから『DAN』と言う人のボートに変更して良いかしら?」と言って来たのだ。
クリフのだと混んでいるし三脚が立てれないとの事。
EさんもそれでOKしているし、DANは野鳥写真家なので写真家の気持ちがわかるとも言っている。
三脚立てられないのも問題だし、2時間もずっと持ってるのも重いから嫌なので「問題無いよ」と承諾してたのだ。
そして今回トリッシュも一緒に行くとの事だ。

庭に一台の車が入ってきてトリッシュのお友達何人かが来た。
この人達も一緒なんだな。
そしてトリッシュは先に船着場に行っているとの事。
RICK達はEさんを乗せて後から車で行く。

船着場に着いてボートに乗り込む。
カメラを持っているEさんが最前列、RICK、にゃっちが2列目、そしてトリッシュとお友達がその後5人ほどがその後ろに座る。
ボートが走り出すと如何にも熱帯の川の雰囲気。
この風が気持ち良いんだよなあ〜( ̄ー ̄)



しかしトリュッシュさんも友達も凄く楽しんでいるらしく、皆でお喋りが止まらない。
まあ〜楽しそうだから良いんだけどね。
こんなんで鳥出てくるかなあ〜・・・と思っていたが川幅が狭くなってきてからはその心配は無用だと気づいた。
さすがトリッシュさんの友達で鳥が出て来た時には皆お喋りを止めるし、雨季に入ったからなのか周りには巣が一杯あって周りには鳥が飛び交っているからだ。
Shining Flycatcher(テリヒラハシ)
Figbird(メガネコウライウグイス)
Yellow-spotted Honeyeaterキミミミツスイ)などは特に沢山居る

NigitHeronはゴイサギに似てるなあ・・・と思って日本で調べたらやっぱりゴイサギだった(^ ^;
そしてどの鳥も警戒心は殆ど持っていないらしい。
本当に巣に入っていない写真をセレクトするのが難しい程だ。


Shining Flycatcher テリヒラハシの雌と巣(雄は光沢の有る黒で地味)

そしてしばらく進むと出てきてくれましたAzuruちゃん!
やはりボートだと近くまで寄れるからデカク撮れるだろうなあ・・・って思ってたらEさんが興奮しながらボートの上で思い切りポジション移動!
あああぁ・・・動かないで〜!ボートが揺れちゃうよ〜(^ ^;
で、そんな状況で一枚だけ撮れたのが下の写真。
でも当倍にするとブレてるんだなあ〜・・・。
その後も何回かAzuruは出てきてくれたのだが同じ様な状況でほぼ全滅。
Eさんも画像確認しながら「う〜んやっぱりほとんどブレちゃいましたねえ〜・・やっぱりボートだと難しいなあ〜」
だって・・・・おいおい(^ ^;


Azure Kingfisher ルリミツユビカワセミ

その後ボートが進むと後ろに居た女性が「あそこを見て!」と指差す。
場所を説明してもらいよく見ると居ましたパプアガマグチヨタカ!
にゃっちもすぐ確認。
とにかく撮る!Eさんが動く前に!(笑)


Papuan Frogmouth  パプアガマグチヨタカ 日本のヨタカよりカエルに似てて目が怖いよ〜(笑)

でもEさんは目の前に居るのになかなか見つけられないらしい。
流石に目は若いままでは居られないのかな・・・。
一所懸命場所を説明してやっとまた大きく動きながら撮影出来たみたいだ。
良かった良かった(^-^)

その後また後ろの女性にあそこを見て!
と指差される。
オバサマ・・・貴方さっきから何者なの?
なんでそんなにすぐ鳥見つけちゃうの???

船が進むとそこにはワープーアオバトの親子が居た。
子供がこちらをちらちら見てる。
にゃっちが「かわいぃぃぃぃ〜!」と大喜び。
他のボートの女性も口々ににゃっちの真似をして日本語で「かわいぃぃぃぃ〜」って言ってる(笑)
ハトの子供ってこんなに可愛いんだ〜。
しかし綺麗なハトだなあ〜・・・。


Wompoo Fruit Dove  ワープーアオバト ちらっとこっちを見ている子供が可愛い〜

そしてまたもやAzuruちゃんが現れてくれるがやはりボートが揺れるぅ〜!
結局満足の出来る写真はまた撮れなかった。
まあ〜このボートクルーズで精細な写真を撮るのは諦めますかね(^ ^;

その後、Azuruの営巣している巣をちょっとの時間見させて貰う。
日本の『カワセミと似たように川縁の崖に営巣しています。
広い川の方へ下りシロハラコビトウ等を見てクルーズ終了。

で、謎の女性の正体はどうやらDANさんの奥さんみたい。
どうりで凄いわけだ・・・。
僕ら写真を撮りやすいように操船もしてくれたし(操船はね・・・・)やっぱり気持ち良かったし面白かったな。
2時間のクルーズで1人AS$50でした。

宿に戻ると留守番していたアンドリューが「池にAzuruが来てるぞ!」って言うので今度は500mmにテレコンを付けて撮影。
それでもまだ遠いけどまあまあの写真が撮れた。
でも、ずっとこのポーズまま飛んでいくまで他のポーズを撮らせてもらえなかった。
もっとサービスして〜!



その後、遅い朝食を食べて鳥を探しに通りに歩いて出る。
だけど今日も晴れて暑いからか全然鳥が居ませ〜ん(^ ^;
電線のモリショウビンとワライカワセミは居るけどね・・・。
ほぼ何も撮らずに午前が終了。
朝ご飯が遅かったのでディンツリービレッジでアイスだけ買って昼御飯は終了。

今度は車に乗り込み昨日行った昨日Azuruが居た上流の川へ行く事に。
行く途中道路上に何か居るのを発見。
上が黒くて下が黄色い蛇が鎌首持ち上げてる〜。
なんか毒有りそうだけど咬まれたらまずいのかな?



毒蛇かなあ〜?   にゃっち撮影 KISSDn+EF100mmマクロUSM

昨日のAzuruが居た場所に着いて河原に様子を見に行くと直後に一台の車が駐車スペースに入ってきた。
大人数のアボリジニの家族だ。
子供も沢山出てきて荷物を降ろし始めた。
どうやらここでピクニックをするみたいだ。
と、言うわけで早々と撤収。
子供はRICKのカメラと日本人が珍しいのか、ず〜っとこちらを見てる。
確かに怪しく見えるんだろうなあ〜(笑)
帰り道ではまた
シロハラウミワシを見た。


White−Breasted Sea Eagle シロハラウミワシ

結局、またいつもの裏山に行こうという事に。
車で待機していた方が撮りやすいかも・・・との事で車で待機。
するとどこからか「キュキュキュキュ・・・・・」とシラオラケットカワセミの声。
結構近いぞ・・・。
と思って坂を下り始めたらにゃっちが「居た〜!」の真横の小さな木の茂みを指差した。
「どこどこ?」と探すが暗すぎてRICKには見つけられない。
にゃっちにも見えるのは尾羽だけらしい。
「車をバックさせれば撮れるかも・・・」とにゃっちが言う。
でも急坂の途中なのでアクセル吹かさなきゃバック出来ないなあ〜(オートマだったら出来るのにね)
一度ゆっくりと坂を下りて、方向を変えてゆっくり坂を登り引き換えしてみたらもうすでにシラオちゃんいませんでした〜(T-T)
まあ〜そんなもんだよね・・・。

その後車で違う通りの坂の上で待つ。
鳥はほとんど出てこなかったけどキジバンケンが出てきた。
今まで撮った事無いので撮影。


PheasantCoocal キジバンケン

あとは樹の上の方に葉っぱが重なった変な植木鉢みたいなのを発見。
見てみると頭の赤いミツスイらしいのが上に乗っかっている。
でも風が強いので撮影も出来ないしまた明日にするかとその場を去る。
で、その途中なんと地面に近い樹の枝にペアで泊まっているシラオのペア発見!
しかし雨も降ってきたので撮影は諦める事に。
まあ〜シラオは明日向かうデインンツリー川の向こう側でちゃんと撮りますか・・・。
アンドリューも確実なポイントを教えてくれるって言ってるし。

と、言うわけでこの日は探鳥終了。
いつもの様にベランダでカップラーメンとビールの夕食と行きますか(笑)
アンドリューももう僕達がそんな食事を毎日する事がわかっているみたいで
「それで足りるの?」ってにゃっちに聞いてきたので、にゃっちが「私達小食なんですよ」って言ったら
アンドリューが「それは良い事だ〜」って自分のお腹をポンポン叩きながら笑ってました(^-^)


晩御飯のメニュー  カップラーメンは毎日違う種類を食べてます(笑)ビールXXXXだね(^-^)

※5日目に続く



12月7日出発 
12月8日ケアンズへ 
12月9日ディンツリー 
12月10日ディンツリー
 
12月11日ディンツリー〜ケープトリビュレーション
 
12月12日ケープトリビュレーション
12月13日ケープトリビュレーション

12月14日 帰国日
データー