<5日目>2006年12月11日  レッド・ミル・ハウス〜ケープトリビュレーション

今日はとうとうレッドミルハウスのチェックアウトの日だ。
だから早朝から起きて周りを散策しようと思っていたのだが小雨が降る空模様。
昨日にゃっちと「もうそろそろ雨降らないかなあ・・・・」なんて言ってたのが現実になったわけだ。
でも、撮影には暗くて厳しい条件(^ ^;

Eさんも相変わらず早起きで昨日の夕方見つけたScarlet honeyeater(クレナイミツスイ)と思われるの巣を見つけたと話したら是非撮りたいと言う。
場所を教えると一人この雨の中歩いて出かけていった。
30Dって防水じゃないのに大丈夫かなあ・・・昔20Dを一度ショートさせたって言ってたし(^ ^;
あと目が悪いから巣を見つけられないんじゃないかなあ〜?と思ってカメラは持たずに傘を差してポイントに行く。
Eさんはやはり見つけられなかったみたいだ。

ファインダーを覗かして貰いピントを合わせてみる。
でも、昨日は居たクレナイミツスイの姿は無い。
どうしたんでしょ・・・。
でもEさんは代わりにLovely Wren(コシアカミソサザイ)を撮れたのでご満悦の様子。
これ自分も撮りたかったなあ〜・・・。

一度レッドミルハウスに戻り朝食。
その後トリッシュに「あの坂の上にScarlet honeyeaterの巣が有るの知ってる?」って聞くと急に顔がまじめになり。
「知らないわ。それはどこなの?今から行くから一緒に来てくれる?」と言われアンドリュー、トリッシュと再度ポイントに行く事に。
クレナイミツスイってここでは珍しいのかな?
今度は雨も止んでいたので一応RICKもカメラを持っていく。
行く途中シラオちゃんが鳴いていたがとりあえず暗いので姿だけ確認して先を急ぐ。
そしてカメラのファインダーに巣を入れてトリッシュに見せ「あそこに昨日夕方派手な赤い頭のミツスイが乗ってたんだ」説明。
するとトリッシュが「あれはグリーンアントの巣なのよ」って教えてくれた。
「でも図鑑を見ると葉を重ねた蟻の巣に営巣すると書いてあるから可能性は有るわ」との事。
これから時々チェックすると言ってた。
こんなことなら昨日風が強かろうが暗かろうがISO3200にしようが(爆)撮って置けば良かったよ〜・・・( ̄〜 ̄)

そしてレッドミルハウスに再び戻り荷物を整理して車に詰め込む。
ほぼチェックアウトの準備が終わった頃、庭の部屋の前の樹にワライカワセミが留った。
お別れを言いに来たのかな?(笑)


部屋の前からワライカワセミが居る庭を撮る。 

清算手続きを済ませて(VISAカード清算可能)名残惜しくもアンドリュー、トリッシュとお別れ。
仲の良い2人の写真も撮らせてもらい「必ずまた来ます〜!」と告げて車に乗り込む。
絶対また来ようと思える素敵な宿でした。


Thank you very much  Andrew and Trish.  See you again!

これから3泊滞在するケープトリビュレーションに向かう為にまずケーブルフェリー乗り場に向かい車を走らせる。
今からケーブルフェリーに乗り、ディンツリー川を渡るのだ。
渡った向こう岸ではアンドリューに聞いたシラオラケットカワセミのポイントにも寄って行く予定。
このポイントはここよりさらにシラオが見やすいとの事で本来はディンツリーから日帰りで皆行くみたいだけど、RICK達はディンツリー川向こうのケープトリビュレーションに今度3泊するので今まで行かなかったのだ。

しかし・・・・ケーブルフェリー乗り場に着いたら凄い豪雨。
これから大丈夫なのか?と思っていたがケーブルフェリーで対岸に渡る頃には雨は小降りになった。
ほんと変化が激しいなあ・・・。
峠を越えまずカウベイに有るガソリンスタンドで給油。
ディンツリー川を渡ってからのガソリンスタンドはここだけなのでレンタカーの人は注意です。

聞いていたポイントに付くと3年前に来た事ある場所だったのに気づく。
そういえばここは前も雨だったなあ〜(^ ^;
仕方が無いので車に乗ったまま探しますかね・・・。
車を止めるスペースを探しシラオラケットカワセミの声を聞こうと車のエンジンを止めて待つ。
しばらくすると遠くに「キュイキュイキュイ・・・・・」とシラオ鳴き声が聞こえてきた。
やっぱり居るね〜(^-^)

一時間ぐらい車の中で待っていると声の主はだんだん近づいてきたみたいだ。
そして目の前の樹に小さな鳥が飛んできたのをにゃっちが発見!


とうとう現れましたシラオちゃーーーーーーーーん!!!(^▽^)/


しかも車に乗ったままで警戒されてないので超至近距離。
10Mも離れて居ないだろう。

驚かさないようにゆっくりと車の窓枠にレンズのフードを乗せて撮影開始!
結構枚数を撮ったけどみんな良い感じに撮れました〜。
バンザ〜イ!
ケアンズまで着た甲斐が有ったよ〜(T-T)感涙


Buff-breasted Paradaise-Kingfisher シラオラケットカワセミ

Buff-breasted Paradaise-Kingfisher シラオラケットカワセミ

Buff-breasted Paradaise-Kingfisher シラオラケットカワセミ

もうここぞとばかりに30分以上大サービスしてくれました。
サーバー容量の関係で画質を落とさなきゃいけないのが勿体無いぐらいの改心の写真が沢山撮れました(^-^)

その後ペアで現れる事も有ったのだが後ろの方に居たし雨が強い時だったので撮影断念。
一応リアガラス越しに証拠写真(笑)


リアガラス越し、しかも雨の証拠写真・・・(^ ^;

今日はここらへんで切り上げてまた明日来て遊ばせてもらお〜っと♪
シラオちゃんが去ったのを見てから(驚かすと遊んでくれなくなるから)エンジンを掛けて、先に向かう。

そして今度はMarrdja Boardwalk(マージャボードウォーク)に行く。
ここも3年前にゃっちと一度来ているのだが熱帯雨林とマングローブ林が混在している良い感じのボードウォークだ。
前に来た時は雨上がりに凄く鳥の声が聞こえたんだよなあ・・・。
ここでの目的はコウロコフウチョウ。
ディスプレーなんか見れたら良いんだけどなあ〜。

しかし現実はそう甘いものではなく、雨が降ったり止んだりで鳥の声も聞こえない。
一度引き返して偵察用に10D+70−200mmを首からぶら下げ傘を差しつつ歩く。
やっぱりコウロコフウチョウは居ないなあ〜( ̄〜 ̄)
他の鳥もまったく居ません。

まあ〜ここには明日来る事にしてホテルに向かいますか。
車を走らせ、まずホテルの先に有るインフォメーションセンターに併設されている店で追加のビールとカップラーメンを買う。
もうこうなったら全夕食カップラーメンにしてやる〜(笑)

そしてココナッツビーチリゾートホテルにチェックイン。
案内された部屋はフロントから一番近い所で便利そう。
レインフォレストリトリートという一部屋ごとに独立したコテージになっている。
熱帯雨林の中に有るという雰囲気や部屋の作りもウッディーでなかなか良い感じ。
室内の広さはレッドミルハウスの倍以上有るかな。


ベランダは無いけど角が開いているので開放感は有ります。ちなみにガラス窓は有りません(網戸は有る)

でもねえ〜レッドミルハウスの後だとなんとなく物足りないんだよなあ〜。
あともうちょっと掃除はした方が宜しいかと・・・・レッドミルハウスの方が手入れは行き届いてたよ。
B&Bのレッドミルハウスに高級と謳うリゾートホテルがサービスで負けちゃってて良いのか?(^ ^;
まあ〜3泊パッケージでそんなに高くなかったけどさ・・・。

その後ビールを呑んでにゃっちは昼寝、RICKは敷地内を散歩する事に。
雨も降っているし暗いのでコンデジだけ持って行く。
ホテルの案内図を見ると川が有るらしいので行ってみる事にする。
地図上にはここから先はSTAFF ONLYって書いてあったけど川沿いにはちゃんとした遊歩道が有った。
川と言っても沢で水量も無いのでカワセミは居なそうだが他の鳥は出てきそうだな・・・。
今は居ないけど・・・。
結構歩いたけど、帰りが面倒そうなので引き返すことに。
明日以降に天気が良くて暇な時に来てみるかな・・・(結局行かなかったが)

その後敷地内をぐるっと周って部屋に戻る。
そして5時過ぎだけどシャワー浴びてビール呑んでもう寝てしまう事にした。
ケアンズに着いてから結構動いてたしね。
さすがに疲れも溜まってます(^ ^;

しかしその日の夜中は凄い豪雨!
日本では考えられないぐらいの雨がずっと降り続いている。
屋根に当たる雨音が煩くてちゃんと寝れなかったぐらいだ。
明日大丈夫なのかなあ〜・・・。

6日目に続く



12月7日出発 
12月8日ケアンズへ 
12月9日ディンツリー 
12月10日ディンツリー
 
12月11日ディンツリー〜ケープトリビュレーション
 
12月12日ケープトリビュレーション
12月13日ケープトリビュレーション

12月14日 帰国日
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