<3日目>2007年2月14日  ランカウイ

今日も朝6:30起床。
まだあたりはまっくらです。
7:00朝食のレストランに三脚とカメラバックを持って行ったがやはり注目浴びてる気が・・・恥ずかしいなあ〜(^ ^;
きょうは明るくなる前に河原に行って動かないように待ってる作戦。
その方が警戒心を与えないでより近くで撮れるかな?って思ったのだ。

河原に着いて三脚をセット。
昨日よりも水辺に近いところに陣取る。
そういえばRICKは海外探鳥時で三脚を使うときは脚は伸ばさないで低い状態で撮る様にしてます。
流石に海外でも人が立ってると認識すると鳥は警戒するみたいで近くまで来てくれない事が多いからです。
座って動かないでいると結構近くまで来てくれます。
大事なのはなるべく人だって認識させないことかな・・・。
どうも近くまで寄れせてくれないと言う方は試してみてください。
寄って行く場合も屈んでなるべく体制を低くした方が近くまで寄らせてくれますよ(^-^)
まあ〜ブラインド使えば完璧だろうけど30度を越える中で我慢できる人は試してみてください(笑)


朝、早々に現れてくれたチャバネコちゃん

そして予想通り川に近づいたのにも関わらずチャバネコちゃんが近くに留ってくれる。
昨日から結構見てるけどやっぱり嬉しいなあ〜(^-^)

でも、なんか昨日より鳥が少ないような気がする。
河原も乾いているような気がするし、昨日は雨の後だから活性が高かったのかなあ?(翌日もそうだった)
アオショウビンはまだ姿が見えない。

それでもチャバネコちゃんは朝から大サービス。
昨日チャバネコちゃんの行動パターンをずっと見ていたので留る枝や飛行コースは大体見当が付いている。
目の前を通り越す時も大体の位置が見当付いているのでまた昨日に引き続きトビモノを狙ってみようか・・・・。

そして後ろの崖の上に有る高い枝から目の前を通り過ぎる。
やっぱり昨日の飛行コースとほぼ一緒だ。
またまた連射。
飛行スピードもそれほど早くないのでカワセミよりは撮りやすい。
大きさもハトより少し小さいぐらいで大きいしね。
※カワセミとヤマセミの中間ぐらいのスピードです


Brown-winged Kingfisher チャバネコウハシショウビン

Brown-winged Kingfisher チャバネコウハシショウビン

Brown-winged Kingfisher チャバネコウハシショウビン

もうチャバネコちゃん撮り放題!
それはそれで非常に贅沢なのだがやはり今日は他のカワセミがあまり出てこないんだよなあ〜( ̄〜 ̄)
やっぱリ昨日より暑くて乾いてるからかなあ・・・。
と、言っても昨日よりも他の種類は出てきてくれる。
チャノドコバシタイヨウチョウやヒメカザリオウチュウ、カササギサイチョウなどは姿を見せてくれた



Plain-throated Sunbird チャノドコバシタイヨウチョウ

「う〜ん他のカワセミはどうしたんだ?」と思っていたその時
「チィーーーーーー」
と言うあの日本のカワセミが河口から飛んできて目の前を通り過ぎ上流の樹に留った。
体型は日本の子よりちょっと痩せてるかな・・・・

Common Kingfisher カワセミ

このカワセミもトビモノを狙ってみる。
そして上手いこと川面擦れ擦れを横っ飛び。
飛んでると本当に日本のカワちゃんと区別付かないなあ〜。
下の石の色が赤っぽいのを除けばランカウイで撮ったとは気づかないでしょうね(^ ^;
そして見事に魚を捕まえて枝にビシビシと日本の子と同じ様に叩きつけていました。


Common Kingfisher カワセミ

そして昼近くになったので最後に少し離れた所に留っているチャバネコちゃんをテレコン2段重ねで撮ってみる。
500mm+×1,4+×2です(爆)
結果ネット上だったらなんとか見れますね。
ただf値がf11となり、35mm換算で1820mm!(デジスコ倍率だと36倍?)
三脚使ってレリーズ使ってもミラーショックや少しの風の振動が伝わり凄くブレ易いので本当に非常用かな(^ ^;



これがテレコン2段重ねの写真。PC上だと結構見れるでしょ?

さっきから気になってたんだけど昨日よりもかなり潮の満ちてくるのが早い。
このままじゃ戻れなくなりそうなので11:00になって退散する事にした。
昨日の今頃はまだ全然浅かったんだけど今日は同じ時間で30cmぐらい潮位が高いみたいだ。
一日でこんなに変わるもんなんだなあ〜。

そして車に乗り込み今度ははブッポウソウの山グヌンラヤに行く事に。
昼間だけど標高800m近いので涼しいから鳥は居るんじゃないかと思ったのだ。
ちなみに昼御飯は朝バイキングで食べすぎたのでベルジャヤ近くのオリエンタルビレッジの駐車場に有った売店でアイスを買って終わり。
暑くて食欲も出ないしね(^ ^;

車を走らせグヌンラヤのゲートに着いた。
前回は人が居なくてゲートも開いていた料金所には今回は係の女性が居た。
0・5RM(日本円17.5円)の通行料を支払いブッポウソウを探す。
が・・・・・鳥がまったく居な〜い!
頂上まで行ったけど見たのはチャガシラハチクイの集団だけ。
どうなっちゃってるの???


スズメの様に留っているハチクイ(にゃっちがコンデジで撮影)

乾季だから居ないのか昼だから居ないのかわからないけど全然駄目。
暑いしホテルに帰ってベランダでビールでも呑むかな・・・(^ ^;

ホテルに戻ってビールをベランダで呑んでいた。
まあ〜こんな感じのもリゾートらしくて良いかもね・・・。
まったりとベランダの前の樹を見ていた時にふとトカゲが居るのに気づいた。
なんか喉の辺りを膨らまして変なトカゲだ。
生き物全般が好きなにゃっちに「変なトカゲが居るよ」と教えた直後。
なんとそのトカゲが羽を広げて飛んだじゃないですか〜(# ̄Д ̄)
二人で「うわあ〜なんじゃ〜!」と超ビックリ
ヒヨケザルっていうモモンガみたいなのは見た事有るけど飛ぶトカゲが居るなんて知らなかった・・・・。
このトカゲ喉の所が異常に派手で見た目も怪しい。
今回の旅行で一番ビックリした出来事でした(^ ^;



空港の図鑑で立ち読みしたらグライディングリザードって載ってましたが正確な名前は?

その後は昼寝。
夕方になってからまた河口に行く事にした。

5:00に起きてまた出発。
今回は釣り道具持参なのだ。
河原の水はすっかり引いていた。
釣りをするには水かさが多い方が良いんだけどなあ・・・・。

とりあえずRICKはルアーでスプーンを投げてみる。
すると一投目でHIT!ボラみたいな15cmぐらいの魚が掛かった。
これは入れ食いなんだろうと写真も撮らず放流。
でもその後アタックしてくるのだが針には掛からず全然フッキング出来なかった(^ ^;

にゃっちは浮釣りで袖5号の針を付けソーセージでチャレンジ。
もう入れ食いです。


パーチ?とダツ?

釣りをしているとだんだん日が傾いてきて周りには鳥が飛び始めてきた。
そうなると落ち着きませんね(^ ^;
RICKは早々と釣りは切り上げて撮影を開始する。

早速近くでナンヨウショウビンが近くで綺麗な姿を見せてくれた。
カニも食べてるんですね〜。



Collared Kingfisher ナンヨウショウビン

 
ピントが甘いけどアオショウビンも撮りました

先程のナンヨウショウビンが河原に有る倒木に留ったので屈みながら近づいてみる。
どこまで寄れるかな〜。
一歩一歩近づくごとにシャッターを押していくとついにはレンズ最短距離まで寄れてしまった。
警戒心ないのかなあ・・・・。
でもバックがすっきりしてよい写真が撮れた。
やっぱりここのナンヨウショウビンは羽が綺麗だな〜(^-^)
何枚か撮った後またバックして戻ったけどしばらくこのナンヨウショウビンは留ってました。



Collared Kingfisher ナンヨウショウビン

Collared Kingfisher ナンヨウショウビン 尻尾に付いてるのは蟻みたい(^ ^;

この子を撮った所で時間も7時を過ぎたので撮影は終了。

その後部屋に戻りホテルの夕食を食べに行く。
ツアー内容に無かった筈のこの夕食クーポンは考えてみればチケットに『Val、14』っていう日付指定のサインがして有ったのでバレンタインデーという事でのホテルのサービスだったんじゃ無いかと思う。
夕食は朝食よりもメニューが豪華でした。
朝食には付いていない生野菜も有ってにゃっちは喜んでました。
ステーキやエビも有ったし本来は高いんだろうなあ〜。
どうにせよラッキーでした(^-^)



海外でこんな風にディナーを食べたのは久しぶりではなかろうか・・・(笑)

今日は疲れたので部屋に戻りビールを呑んで早めに就寝。
明日は最終日だけど出発は18時だから一日鳥撮り出来る。
そういえばヤマショウビン見てないなあ〜。
なんとか見たいもんだねえ・・・。



4日目最終日に続く