2013年3月28日〜4月1日 タイ・クラビ探鳥記 <DAY6 クラビ→帰国>



今日は最終日。
天気は相変わらず良さそうだ。

起きて早速Yさんに聞いたホテル敷地内のマングローブポイントに行く事に。
が・・・鳴き声もせず。
ヤイロチョウはなかなか簡単にはいかないね。
あのミラクルDAYで鳥運使い果たしちゃったかな(^^;

仕方ないのでいつもの桟橋に行くが、近寄ったとたんに桟橋近くからヤマショウビンが飛び立つのが見えた。
充分ゆっくりと近寄ったつもりなんだけどねえ・・・
ホント警戒心が強いカワセミだな。

桟橋でしばらく待つがイマイチ鳥が少ない。
チャバネコでさえ姿が見えないのはどういう事だろう?
ホテルの庭に戻り、にゃっちがナンヨウショウビンのペアをゲット。
でも他の鳥の姿は見えず。

次は今まで行った事のない、ホテル駐車場の向こう側に行ってみることに。
砂利道の向こうに小さな池が有り、その近くでバンケンモドキとモズを見る事が出来た。


何モズ?

まだにゃっちが見たがっていたインドブッポウソウが撮れてないので、サッカー場らしき開けた場所に行ってみる。
しかし居るのはカバイロハッカのみ。
やっぱりここでは簡単に見れる鳥じゃないらしいな〜( ̄〜 ̄)
季節的なものなのかも知れないけど・・・

ぐるっと周ってさっきの池に行くと脇の樹にナンヨウショウビンが現れた。


さらに道を奥に進むと もう1個池が有り、池が見えたとたんにヤマショウビンが飛び立つのが見えた!
まだ向こうから姿見えてないと思うんだが、本当に警戒心が強いなあ〜。
ここで撮れれば近かったのに・・・(T_T)

ヤマショウビンが居た池  真ん中の杭にとまっていた。 

ミミジロヒヨドリ streak-eared bulbul ※びあしんさん有難うございます

もう一度最初の池に戻ると、さっきナンヨウショウビンが居た枝の傍に2羽の鳥が飛んできた。
なんとクロアカヒロハシだ。
一枚撮ったら飛んでいってしまったが、こんな場所に居るなんて意外だ。
もっと森深い場所じゃないと居ないと思ってたよ。

Black-and-red Brordbill(クロアカヒロハシ)

もう朝ごはんの終了時間が近いので戻りますか・・・・
帰り際に居たのはコゲラ。


???コゲラ

これで今回の鳥撮りは終了。
なんか盛り上がりに欠ける展開になってしまったけど、やっぱり前半のKNCでの探鳥が凄すぎたんだねえ〜。
一度の遠征での鳥運ってどうも限りがあるんだよな(^^;

フロントに寄り、今日のレイトチェックアウトを頼む。
通常12:00がチェックアウト時間らしいが、クラビ発のフライトが18:50と遅い為、16:30にチェックアウト時間を延長してもらったのだ。
空港まで20分、大体出発2時間前に着く計算だ。
レイト代金は3時間半で800バーツ(2400円)だから、まあ〜そんなに高くないでしょう。
出発前にシャワー浴びていく方がさっぱりするしね。

そして遅い朝食を食べにレストランに。
メニューは昨日と代わり映えせず。
食事に関してはやっぱりモラコットのほうが良かったなあ・・・



朝食を終えて一度部屋に戻る。
これからの予定は決めてなかったのだが、とりあえずプールで泳ぐ事に。
たまにはリゾート気分ってのを味わってみましょうか〜(笑)
もっともにゃっちは池の周りで50Dにサンヨン付けて鳥撮りしてましたが。
プールは冷たくて気持ち良かったなあ〜。


しかし慣れないリゾート時間をゆっくり満喫できる筈は無く、すぐに飽きてしまう。
じゃあ昨日買えなかった調味料を買いに行く事にしよう!
にゃっちがネットで調べたら、ビッグCという大型ショッピングセンターが空港までの道の途中に有るらしい。
ツアーデスクに行き、受付のお姉さんにタクシーを頼みつつ買い物情報を聞くと、ビッグCより近くのロータスと
いうショッピングセンターの方がローカルフードが多いらしい。
それではそちらに行ってみますか。
しかし現在時刻は14:00。
チェックアウトタイムは16:30だけど2時間で行って帰ってこれるかな?
そう言うとツアーデスクのお姉さんは「ロータスは大きいので2時間じゃとても周りきれない!」と言う。
買う物は大体決まってるから急げばなんとかなるだろうと思ったのだが、そう言われるとねえ・・・
「じゃあ止めとくよ」と、言うとお姉さん、
「もうタクシー手配しちゃったの・・・」と言う。
やっぱり行くしかないじゃん(^^;
帰りの事を考えると、乗っていくタクシーに買い物の間店の前で待っていて欲しかったのだが、どうも
それは出来ないらしい。
「再度ホテルから呼び出すより店の前でタクシーを拾う方が早いわよ」といわれる。
ま、大きいショッピングセンターだからタクシーも待機してるんでしょうね。

しばらくするとタクシーが来て、クラビタウンを抜けて空港方面に向う。
途中でみた看板の俳優が美川健一に激似!
性別はどちらなのだろう?


少し道も混んでいてロータスには25分ほどで到着
意外と遠いなあ〜。
急いで店内に入るがやたらデカい。
早く買い物済まさないと大変だぞ・・・

食品売り場を見つけて、にゃっち目的の調味料やお土産等を買うことが出来て目的を果たす。
さ〜早く帰らなきゃ!
と、小走りで外に向う。


店の外に出てタクシー乗り場を探すがタクシーの姿はまったく無い。
警備員に「タクシー乗り場はどこ?」と聞くと、英語が理解できてないみたいだが出口の方を指差している。
前の大通りでタクシーを捕まえてくれって事なのかな?
前の大通りに出て炎天下タクシーを捜すが、全然タクシーらしき車両は通らない。
そういえばクラビでいわゆるタクシーらしい車って見てないよなあ・・・
白タクばかり乗ってるけど、白タクは向こうから客引きしてくるからわかるんだもんね。

時間は15:20 チェックアウトタイムまで1時間ぐらい。
ホテルまで30分掛かるとすると時間がかなり厳しいぞ。
どうしたものかと困っていると、ソンテウいう乗り合いトラックが止まって客を降ろし始めた。
客を降ろし終わった運転手がこっちに向って「どこへ行くんだ?」と言う。
「マリタイムだけど」
と言うと「OK乗ってくれ!」と言う。
もうこれに乗っていくしか無いよなあ・・・・

客席について(と、言っても荷台にベンチを置いただけ)しばらく待っている。
ある程度客が乗らないと出発しないんだな〜・・・・( ̄〜 ̄)
地元の家族連れや若者も交えてようやく席の大半が埋まり出発。
しかししばらく走るとまた客引き開始。
やばい、選択間違えたかも・・・♯ ̄д ̄)
ようやくUターンしてマリタイムの方向に向うと思ったら、ロータスの反対側の駐車場みたいな場所に車を入れて、
運転手は車から離れてトイレに行ったり、店の人と話している。
おいおい、なんだってんだよ・・・
ここはソンテウの本拠地で売り上げを計上しているのかな?
そんな事をしているうちに刻々と時間が過ぎていく。
乗ってきた若い兄ちゃんも早くしろみたいな感じでなんだか怒ってるけど、運転手は動じる様子無し。
乗客すべて地元の人なので英語で会話も出来ないので状況がわかりませ〜ん(^^;
地元の小さい子供が隣で僕に興味があった様だけど、全然僕は相手する余裕も無かったよ。

10分ほど駐車してようやく出発。
が、マリタイムの方向には行かずに見当違いの方向へ行ってる気がするんだけど・・・。
細い道に入っていくとバスターミナルの様だ。
ここでで客引きしていくらしい。
お〜い時間がぁ〜!!!!!

ここで降りてそこらの車チャーターした方が良いかな?
とも思ったが白タクらしき車も居ない。
このまま乗ってるしか無いみたいだ。
結局客を一人も乗せないまま発車。
その後も道行く人に手当たり次第声を掛けているので、さすがに痺れを切らし、荷台から身を乗り出して
運ちゃんに「マリタイムは!?」と大声で言うと
と、言うと「マリタイムはまだだ!」と全然意に介さない運ちゃん。
頼むよ〜(T_T)
すでに時間は16:00を過ぎている。
ヤバイ〜!飛行機に乗り遅れる〜!

と、諦めかけたその時車が停まった。
また誰か客引きか??
と思ったらそこはマリタイムの目の前!
やっと着いたぁ〜(o ̄▽ ̄)ノ
運ちゃんに料金100バーツ(二人分)を支払う。
当然ロビー前までは載せてくれないので、長いエントランスを小走りでホテルへ。


去り行くソンテウ

早足で部屋に。
部屋に到着したのは16:15だった。
急いでシャワーを浴びて散らかっていた荷物をスーツケースに押し込む。
ロビーに行ってチェックアウトしたのは16:40過ぎだったが特に問題は無いみたいだ。
そしてまたツアーデスクに行きタクシーを頼む。
さっきのお姉ちゃんは交代した様で居ませんでした。

そのタクシーだけど、こういう時に限ってなかなか来ない。
10分ほど待ってやっと来て、空港に向かう。
道はそれほど酷い渋滞も無く、フライトの1時間30分前に到着。
間に合った〜・・・・
僕らが乗る便はクラビ19:10発TG250便だ。

と、安心したのもつかの間チェックインカウンターには長蛇の列。
こんな田舎空港でなんで混んでるの?
様子を見ていると、どうやらグリーンのTシャツをきた欧米人オヤジがもめているらしい。
40分もカウンターを占拠している。
周りの欧米人も、何事だよ・・・とざわついてました。
なんとかチェックインしたが、次の出国審査でも前の人が手こずっていて時間が掛かる。
う〜んついてない・・・・(><)

ようやく出発ロビーに行くと、出発が20分以上遅れるとの案内が。
もう次から次へと・・・
バンコクでの乗り継ぎ時間が1時間ぐらいなので遅れるとマズいんですが・・・・(^^;

チェックイン前にこの混雑                        タイ航空国内便

飛行機は20分遅れで飛び立ったが、今度はバンコクでの乗り継ぎはかなり急がないと厳しそう。
とりあえず機内食を食べて落ち着こう。

行きと違うパッケージ                            中身はロールパン
席はほぼ満席 欧米人ばっかり

20分遅れのままバンコク到着。
国内線は飛行機をタラップで降りてから連絡バスに乗るのだが、空港内の移動距離かなり長いんだけど・・・
10分ぐらいバスに乗っていた様な。
もしかして国際線の方まで移動して降ろすのかな?
と思ったが、国際線の近くまで行きUターン。
結局行きに乗った国内線のターミナルで降ろされた。
無駄な移動だ・・・

乗り継ぎまずいなあ〜走らなきゃ!
と思っていたのだが、ゲートに入ると僕らの名前を書いた紙を持った係員が待機していた。
名前を告げると他もう2名と共に案内される。
そして待機していたパトライトが回っている電動カートに乗る事に。
おお〜乗せて行ってくれるんだ。
助かった〜(o ̄▽ ̄)

カートは乗り継ぎカウンターの近くまで乗せてくれ、係員がカウンターまで案内してくれた。
ここまでくればもう大丈夫だ。

バンコク空港 乗り継ぎカウンター

途中のゲートでクラビ空港で服の上から貼られた『C.I.Q』シールが剥れて無くなっていたので航空券やパスポートをチェックされたが無罪放免。
このCIQシールの意味はCustom(税関)Immigration(出入国審査)Quarantine(検疫)と言う事で、これらが出発空港ですべて終了していますよ!の印らしい。
乗継客をバンコク空港でうまく誘導する目印らしいが、服の上から貼るんじゃ無くす人結構居るんじゃないかなあ〜?

あとはゆっくりと搭乗口に向う。
帰りの便はバンコク21:45発JL034便だ。
搭乗口に着いて落ち着いたので何か飲み物でも・・・と本当は思ったが、売店らしきものは無い。
戻るのも面倒だし、飛行機に乗るまで我慢我慢。

あれだけ急いだのだが、どうやら羽田行きのJAL便にも遅れが出たらしい。
天下のJALでも遅れるんだねえ〜。

ようやく搭乗案内が有り、席に着く。
席に着いたら、もう帰れるんだ〜とやっと安心できた。
昼間からずっと時間に追われてたからね(^^;

飛行機が飛び立ち安定飛行に入ると飲み物と軽食が配られた。
とりあえず無事に旅行が終わりにゃっちとカンパーイ!(o ̄▽ ̄)ノ


ビールを飲んだらすぐに寝ました。
が、寝たかどうかわからないぐらいですぐに朝食の時間。
バンコクって近いんだねえ〜。

朝食 行きの海苔弁の方が美味しかったなあ・・・

朝6:00 ようやく日本に帰ってきた。
羽田に着いたら雨も降っていてなんかえらく寒いぞ・・・
出かける前は結構暖かかったので、そんなに寒暖差が無いと思ってたんだけど、タイとの温度差が30度近い。
風邪引かないようにしなきゃね。

でもやっぱり暑い所への遠征は良いなあ〜。
Oratさんもお疲れ様でした!また合同遠征しようね(o ̄▽ ̄)ノ

【おわり】



★リンク★
子連れバーダーOratさんの探鳥記<是非読んでみて下さい
同じ時間を探鳥したけど、また違う視点から楽しめると思いますよw


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