<2日目>
朝6時ごろ目が覚める。
ベランダに出てみると外には凄い鳥の数!
まだ薄暗いがこれは期待が持てそうだ。

にゃっちはまだ寝ていると言うのでRICKだけゴーヨンを担いでホテル内を散策。
さっそく現れたのは笛のような綺麗な声で鳴く鳥だ。
ツグミぐらいの大きさで、黒い身体に白い羽のワンポイントが有るシキチョウだ。
数もかなり居る。



シキチョウ Magpie Robin  ♂


シキチョウの幼鳥  

その後もいろいろな鳥が出てくる。
派手なハトやタイヨウチョウ類、ヒヨドリに似たのや、日本のスズメとほぼ同一種も居た。



コアオバト
 Pink-necked Pigeon 

キバラタイヨウチョウのエクリプス(換羽中) 


しかしホテルの敷地内をを散歩していると外人は決まって「グッモーニング!」と挨拶してくるのだが、ゴーヨン装着の10Dを見て
大概笑われる。
自分のカメラを見せて「俺のはこんなに小さいのに君のは凄くデカイよ!」
だって(^ ^;
ちょっと恥ずかしいよなあ・・・。
めげずに池まで歩くがカワセミ類は見れず。
7時半ごろ部屋に戻りにゃっちと朝食に行く。
(朝食はビッフェスタイルで旅行代金に含まれている)
レストランの名前はkingFisherだ。
名前がそそられるよね(^-^)
味はどれも良い感じでした。

その後レンタカーを借りる為にフロントに行く。
日本人スタッフは居ないらしい。
するとKENさんと言うスタッフが対応してくれた。
顔つきは日本人ぽいが中国系かな?
もちろん日本語は喋れないので英語で交渉する。

「レンタカー借りたいんですけど」
と言うと料金の提示を始める。
マニュアル車が1日200RM(約6000円)AT車が230RM(約6900円)だと言う。
ホテルからレンタカー会社を呼ぶので結構高いなあ・・・。
「じゃあ明日から2日間で」
と言うとマニュアルとAT車どちらが良い?
と聞かれた。
するとにゃっちが「マニュアルで!」
と即答。
「え!マニュアルなの???運転するの俺だよ???」
と、一瞬思ったが、MT車は久しぶりだけどなんとかなるかなあ〜・・・と変更はしなかった。
思い返せばこの選択が後でのネタ作りに一役買うわけだが・・・(^ ^;

レンタカー会社と電話を始めたKENさんが
「2日間で400RMだけど今日から借りてくれたら540RMにディスカウントするよ」
と言って来た。
ちょっと考えて「3日間で500RMにしてくれたら今日から借りる」と言ってみる。
それを聞きビックリしながらもレンタカー会社と交渉してくれるKENさん。
笑いながら相手と交渉して結果はOK!
貧乏な日本人と思われただろ〜なあ〜(笑)

11時にレンタカーを借りることになったので付近を散歩しつつ時間をつぶす。
また何種類か鳥を追加。
しかし名前が調べられないの多いんだよなあ・・・(^ ^;



種類わかりません!


メグロヒヨドリ

 ギンパラ Black-headed Munia スズメと一緒に群れている事も

ハイビスカスと変わった嘴の鳥

レンタカーが到着し、非常に簡単な説明を受け運転開始。
車はマレーシア国営企業のプロトンだ。
久しぶりのミッション車だが意外と運転できるかも・・・。

とりあえずコタキナバル市内に行って滞在中の食料、酒を買出しに行くつもりだ。
40分ほど運転し、コタキナバル市街へ。
想像していた以上に大きな街だ。
その中のセンターポイントという大きなショッピングセンターに入る。

その時に第一のネタが!(ネタ作るつもり無いんだけど・・・・)
駐車場に車を入れて、後ろの席から荷物を取り出しているといきなり
車から「ピヨピヨピヨピヨ・・・!」大音量のサイレンが鳴る。

キーを抜くが音は止まず、いろいろやるが駄目。
屋内駐車場に響くサイレン!(T-T)

すると警備員がしかめっ面で近寄ってきた。
「なんか良くわかんないけど音が止まんないよ〜」
と身振り手振りと片言の英語で説明すると
警備員がキーに付いているボタンの一つを押した。
するとやっと止まったのだ。

どうやらキーをロックしたり、ドアを開けている時間が長いと音は鳴るらしい。
それを解除するにはもう一度赤いボタンを押さなければ音は消えないみたいなのだ。
レンタカー屋のおじさんもそれぐらいは説明しておいてくれよ〜(T-T)

なんとかピンチ?を切り抜け店内に入る。
5階建ての大きいショッピングセンターだ。
まず、酒やカップラーメン等を買出しして、地下のフードコートに行く。
現地の人がたむろっていて観光客などは居ない。

ミーゴレン、ナシゴレンが食べたかったので店に案内してもらう。
早速注文。
どちらも値段は4RM(120円)で超安い。
同じ物をホテルで食べたら30RMはするので、ローカルフードは現地の店が一番。
しかし量が多いなあ・・・(^ ^;



左ミーゴレン(焼きソバ) 右ナシゴレン(チャーハン)        

やはり現地の食べ物は美味い。
でも、ランカウイとの味とは違うなあ〜。
こちらの方がスパイシーかな。
土地柄って有るんだね。

御飯を食べ終えて車に戻り、ホテル方向に向かいつつ探鳥することにする。
しかし鳥が居ない。
電線にも留まっていない。
???
しょうがないので一度ホテルに戻りビールや食材を部屋に置きに行く。
しかしホテルの敷地内には鳥が沢山居た。
皮肉なもんだなあ〜(^ ^;

また、車に乗り込み当ても無く彷徨ってみる。
今度はラサリアというホテルのある方向に向かう。
でも、地図が無いからちょっと不安。
交差点とかちゃんと覚えておかないと迷子になりそうだ。

しばらく進むと大きな川の様な池が有った。
池だからカワセミとか居るかな?と思ってみたが鳥の姿は皆無。
その代わり面白い橋が有った。
生活用の橋なのだろうが、はっきり言ってボロボロ。
川幅100m以上有るのを渡るには勇気が要りそう。
木が折れないかと不安だったが中州まで行ってみる。
こんな所でカメラ落としたら嫌だなあ〜。



結構渡るの怖かった(^ ^;

また車に乗り込み池が終わる当たりで今度は左折。
細い道に入ってみる。
すると電線に2羽鳥を発見!
見た目はツバメなのだが、大きいし飛び方も違う。
なんとなくブッポプソウに似ている感じでは有るが・・・。
嘴が薄いブルーのこの子はこれでもツバメらしい。。



モリツバメ White-breasted Woodswallow

撮影し終わり先に進む。
途中にまた池が有ったが何も居ないので通りすぎる。
そのうち大きな道に当たったので、とりあえず引き返すことにする。
ほんとに迷子になったら困るからね。
しかし鳥が居ないなあ・・・。

先程通り過ぎた池を通り過ぎようとしたらにゃっちが
「あ!?カワセミが居た!」
と言う。
車を止めて見てみると確かにカワセミのシルエットだ!
にゃっちエライ!

電線に止まっているのは凄くヒジリショウビンに似ていた。
でも、ここには居ないはずなんだよなあ〜。
これがナンヨウショウビンなのかな?
と思いながらも撮影。
ナンヨウショウビンはまだ見たこと無いカワセミだったのでどちらにせよ嬉しい。



ナンヨウショウビン


この後一瞬だけホバしてくれた

鳥見には思ったより苦戦しているけど、とりあえずカワセミ類見れて良かった〜(^-^)
それからホテルに戻る途中、道沿いのラグーンでもナンヨウショウビン発見!
とりあえず初日はこんな所かな。

暗くなる前にホテルに戻り、早々にシャワーを浴び、ビールとカップヌードルで乾杯!
明日はキナバル山に向かうので早く寝なきゃね・・・と思っていたら部屋のチャイムが鳴った。
ドアを開けるとボーイが「ハッピーバースデイ!」
と、なんとケーキを持ってきてくれた。
ああ、そういえば昨日誕生日だったわ・・・忘れてたよ(^ ^;

早速ケーキを見てみると結構大きい。
食べてみると結構甘さ控えめで美味しいのだが2人で食べれるかな〜。
実は二人とも甘いの苦手だったりして・・・。
何日かに分けて食べることにしよう(^ ^;

でも、こういうのは気が利いてるよね。
やはりリゾートホテルだけは有るのかな。



とりあえず夕食後なので一切れだけ頂きました。