<11月23日>
朝6:45分羽田発のANA117便に乗る為に、朝4時に家を出る。
家から羽田空港までは高速で50分ぐらいの距離。
往路は羽田から石垣島へ直行で10:20分には石垣島に着くはずだ。

羽田に着き、飛行機の搭乗時刻になり、バスに乗り込む。
今回の機体はB737−500で超小さい。
「これで石垣島まで飛ぶの〜?」と言う感じで
バスで飛行機に近づいた時に乗客からどよめきが起きたほどだ。
しかも羽田なのにタラップを使って搭乗する。
羽田では今まで経験無いなあ〜(^^;
しかし、予想に反して乗り心地は悪くなく、あっというまに石垣島に着いた。











これは石垣空港で撮影したB737−500

空港に着くと、出口にレンタカーの送迎が待っていた。
名前を告げレンタカーの営業所に案内してもらう。
手続きもスムーズに終わり、さあ〜石垣島ドライブに出かけようか〜!
本当は今日の昼ご飯に、石垣市街に有る丸八食堂の八重山そばを食べるつもりだったが、時間が余りすぎる。
しょうがないので今回は諦める事にした。

なんとなくジメジメした感じで、暑いほどではないのだがやはり南国の風だ。

まず、有名な観光地、川平(かびら)湾に行ってみた。
確かに海は綺麗で、団体観光客がぞろぞろとグラスボートに乗り込む。
とりあえず砂浜に下りてみるが透明度はさすがだ。
しかし、RICKが気になるのは鳥の声があまりしないことだった。
聞こえるのはヒヨドリの声だけ・・・。
まあ、そのうち居る所に当るでしょ!
と、この時点では気楽なものだった。

丁度昼時だったので川平食堂に入り、念願の八重山そばを注文した。
出てきたそばを食べてみると、見た目と違いちゃんとそばの味だった。
確かにそばと言われているが、見た目がちゃんぽんの麺みたいな感じでラーメンに近いと思っていたからだ。
良い意味で予想が外れて結構美味しい。
この感じだと竹富島に有る竹の子のそばが楽しみだ。


御飯も食べて今度は野底岳(ヌスクマーぺー)に行ってみる事にした。
登山もしたかったのだが、最近林道が出来て山頂近くまで車で行けるらしい。
林道で車の中から鳥を撮影出来たら一石二鳥だしね。
しかし、林道に入ってすぐ通行止めの表示が出てゲートがしまっていた。
「???」
しょうがないので、麓の登山口まで車を走らせ1時間ほどの登山をすることにした。
結構な岩山でなんとなく登りたくなる山なんだよねえ〜。
でも結局この通行止めが後で良い方向に行くのだが・・・。

登山口から登り始めると結構鳥の声がする。
ルリビタキやムクドリ系、シジュウカラ系が多そうだ。
一番多いのはヒヨドリだけど・・・。
(RICKは500mmを担いで登山するわけに行かず、広角レンズだけ持って行きここでは撮影は諦める事にした)









イシガキヒヨドリ

本州の種よりも体下面のの褐色が濃い。
鳴き声はほとんど同じに聞こえる。
八重山のどこにでも数多く居る。
こいつはは舌で木の実を持ち上げている器用な奴(^^;
※クリックで大きくなります



熱帯雨林の登山道を登り1時間ぐらい掛けて頂上に着くと、眺めが良い。
さんご礁の海も見えて森深い石垣島の様子が良く見える。
誰も居ないのでにゃっちと山頂貸切で気分も良いね〜(^-^ )


山頂から辺りを見渡すと先程通行止めになっていた林道が見えた。
ところどころ崖崩れで道路が塞がっている。
なるほど通行止めの理由がわかったよ。

そして下山することにして、もうそろそろ登山口が近づいてきたかな?
と思った頃その瞬間がやってきた。

「ガサガサ!」と枯葉の中を何かが動いた。
にゃっちも気が付いた様子。
音のした方向をみると、枯葉の山がもぞもぞ動いている。
にゃっちと顔を見合わせその枯葉の山を棒で突付いてみた。
しかし逃げる様子も無い。
枯葉を棒でどけてみるとそこには何と亀が!
「ああ〜っ!!!」
とビックリする2人。
ひょいっと持ち上げて見ると蓋で体を隠している。
「セマルハコガメじゃん!!!」
もうにゃっち大喜び。
こんな山の中に居るとは考えもしなかったよ。
しかも西表島まで行かなければ見れないと思っていたのに。
しばらく持っていると顔を出し始めた。
そのうちバタバタ暴れだしたので離してやると、一生懸命逃げていった。











蓋が開いて顔を出した特別天然記念物のセマルハコガメ
とりあえず見れて良かったねえ〜。

満足した2人は今度は鳥を探そうと島を一周することにした。
だが・・・・・居ないのである。
鳥が少ない!
居るのはカラスとヒヨドリだけ。
おいおい、これじゃ茨城とと変わらないって(^^;
これほど居ないとは思っていなかったのでちょっとガッカリ。

ダムや干潟などいろいろ回ってみたが全然居ないのだ。
「時間が悪いのかねえ〜」
と早くも諦めモード。
「まあ、明日西表島に行くし、もう疲れたからホテルに行って休もうかあ〜。」
と早々とホテルにチェックインした。
アビアンパナホテルは格安ツアーのわりには結構綺麗でまともだった。
ツインルームのビジネスホテルという感じはするけどね。
夜は飲みに行こうとしていたので市街地に近く、立地も丁度良いし。

そしてシャワーを浴びてから近くの『南風』という居酒屋へ。
そこでイカ墨チャーハン(もう本当に真っ黒)やにんにく揚豆腐等を食べながらにゃっちとオリオンビールで乾杯!
明日の西表島へと鋭気を養うので有った