1日目

初日は朝の2時30分に出発。
これはETC深夜割引を利用する為だ。
深夜0時〜AM4時までの間に高速のICを出るか入るかすると料金が30%OFFになるというもの。
今回みたいに長距離だとこれはかなり大きい。
だから朝の4時までに東名高速の東京ICを通過する必要が有ったのだ。
景色も見えなくて単調だけどこれは頑張るしかない。

約5時間50分で早朝神戸に付き(休み無しだから早!)所用を済ます。
しかも昔RICKが住んでいた所だから懐かしく周りを見学。
30年前住んでいた団地を見に行ったらまだ健在!
神戸の震災で倒壊しなかったんだ・・・不思議〜(^ ^;

その後、また高速に乗り、大きな橋を渡ってまず淡路島へ。
すぐ通過すると思っていたのだが以外大きい島だった。

途中のSAで昼を食べて、今後どうしようか考えていると鳴門の渦潮の案内が目に入った。
インフォメーションで今日は大潮で時間ももうすぐ見ごろらしい。
う〜んちょっと観光でもしてみますか・・・・。
※この旅では大体の移動場所や風呂の場所は決めて有るが、基本的に行き当たりばったりで行くことにしていた。
車泊だから出来るんだよね〜(^-^)


淡路島も南端に差し掛かり四国が見えてきたら、海が白く輝いているのが見えた。
海が川の様に流れているからだ。
助手席のにゃっちが「あんなに大きいの!?結構凄いかも・・・」
と言うので四国に入ってすぐICを降りて、『渦の道』という渦潮を真上で見れるデッキ(有料だけど)を歩いていった。
本当に海じゃなくて川だよなあ・・・。
「昔TVで見たアマゾンのポロロッカみたいだねえ〜」とにゃっちと話す。



とりあえず観光もしたし、今日の寝床を探しますか〜。
基本的に温泉に近く、トイレが有ればベストなので公園か道の駅をメインに探す。
道の駅は車の出入りが激しく、煩いので出来れば公園の駐車場がベストだ。
それと朝、鳥が居そうな場所だとさらに良いねえ〜(^-^)

温泉の近くで泊まれそうな場所を探してウロウロしていると歴史公園という丘の上の公園が有った。
トイレも有るし、樹も有るし、静かそうだしここで良いね〜。
と、寝る場所が決まったのでとりあえず温泉に行く。
まあ〜お湯も普通だし景色も見えないけど夜中飛ばしてきた後だから気持ち良いなあ〜。
さっぱりして、先程の公園に戻る事に。

RICKはまだ明るいので明日の朝、鳥を撮れそうな場所が無いか辺りを散策することに。
にゃっちはベットにしてある車の後部座席で休むことに。
そこで事件は起こった・・・(笑)

RICKは丘の上に登ったり、池の有る所を見てきたのだが、どうも鳥の姿が見えない。
夕方ってこんなもんかねえ〜?
と諦めて車に戻ると車の前に怪しい人影が二人・・・。
んんん?なんだあ〜?
と近づいていくと、なんと警察官だった。
車内のにゃっちが取調べ??されているではないか!

車に戻り「ごくろうさまです〜」
とRICKは二人の警官に挨拶した。
車内では困った顔してるにゃっちが居る。

もちろんやましい事がないので旅行中である事、これから四国〜九州を回る事などを言うとだんだん打ち解けてきた感じになってきた。
しまいには山登り好きらしい上司警官が「あの場所は行った方が良いですよ〜」とか「あの山は絶対登った方が良いですよ〜」
とか世間話をする事に。
なんか平和だよなあ〜。

どうやら警官は県外ナンバーでスモークが貼ってある怪しいワゴン車(^ ^;を見て職務質問をすることにしたらしい。
で、「ここらへんは若いアンちゃんたちの中にも悪い奴は居ないから治安は凄く良いですよ〜」
と、いう言葉。
職務質問した訳は「その純粋なアンちゃん達がヨソ者(僕ら?)に悪い事されないようにパトロールしてるんですよ」
だって(^ ^;
別ににゃっちが○○生の家出に見られた訳ではないのをここに付け足しておく(笑)

警官が帰った後、にゃっちにどんな感じで職務質問が始まったのか聞くと、まず、怪しい2人組が近寄ってきて車の外から中をじろじろ見始めたらしい。
この2人が警官だと気づいて、そお〜っとにゃっちが窓を開けると2人の警官は「わっ!」とビックリして後ずさりしたらしい(笑)
警官も純朴だなあ〜(^-^)
確かにその後四国を廻って思った事は皆が優しいって事。
お遍路さんが多いせいか旅人にも寛大だし、旅行するにはとても良い所だと思いました。

その後、お湯を沸かしてカップラーメンとビールでカンパ〜イ。
早々と寝る事にしたので有った。

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