4日目

今日は早起きだ!
と、言っても7時過ぎ起床だけど(^ ^;

どんどん北上しみかんで有名な宇和島を過ぎる。
確かにみかん畑が道沿いにも多い。
これから佐多岬の三崎という場所からフェリーが出ているのでそこまで行かなくては行けない。
出来れば午前中の便に乗りたいと思っているので、休みなしで飛ばす。
でも、地図で見るよりこの岬は大きかった。
思ったより時間が掛かり、ようやくフェリー乗り場に着いたのが午前10時25分。
乗船受付に行って時刻表を見ると出発が10時30分だ!
予約もしていないので、この便に乗れるかな〜?と不安になったが、簡単に手続きは終了。
乗れなかったら1時間後になっちゃうので良かった(^-^)
昔、北海道にツーリング行く時は予約もちゃんとして、尚且つ乗船一時間前ぐらいに受付してないと、駄目だったような気がしたが簡単なんだなあ〜。
ちなみにこの国道九四フェリーの代金は車代5810円(運転者1名分含む)で、にゃっち分の船賃は730円だ。
時間的には大分の佐賀関まで70分の船旅となる。

車ごとフェリーに乗込み、階段を登って客席へ行く。
すると観光バスに乗ってきた団体が、まだ昼だというのに酒盛りをやっていた。
う〜んイカ臭い・・・・常磐線の普通電車下りの匂いだ(笑)
別の区画に座席が有ったので当然そちらに行く。
こちらは静かで人も殆ど居ない。
でも船に乗ってるとなんか旅行してる感じだなあ〜・・・・。

のんびりしていると港に着くとのアナウンスが有った。
下のデッキの車に乗込み、待っていると船のハッチが開き、どんどん車が降りていく。
とうとう九州上陸だ〜!



さて、これから目指すのはにゃっちお望みの旬の関サバ、関アジを食べる場所だ。
その為にどうしても昼には九州まで上陸したかったのだ。
でも、店を調べていなかったのでどの方向に行けば良いのかわからない。
こういう時は地元の人に聞くのが一番でしょ!という事でフェリー乗り場の近くに居た作業員に聞く事に。
すると「ここから先に行った所に太幸丸って言う店が有るからそこが良いよ」
と教えてくれた。
教えられた店に行ってみると『関サバ関アジ通り』という商店街の中に有った。
RICKはいくら丼、にゃっちは関サバ、関アジの盛り合わせを注文。
いくら丼は玉子焼きの甘いのがいくらの下に引いてあり、いくらも美味しく旨い〜。
にゃっちの頼んだお目当ての関サバ関アジも流石に旨い!
もともとRICKは魚臭いのは苦手なんだけど、これは本当にさっぱりしていて美味しい。
さぬきうどんもそうだったけど、やっぱり本場は違うんだなあ〜。



かなりお腹一杯になって、今度は別府方面に向かう。
別府は街中の温泉地なのでRICK達はあまり興味が無く、山を越して由布院に向かう。
途中、由布岳の登山口が有り、登山者が何人か見える
「う〜登りてえ〜・・・」
と二人。
でも、時間も昼過ぎだし、今日は黒川温泉まで行こうと思ってたので諦めた。

そして由布院に到着。
ここでは由布岳を望める山のホテルで立ち寄り入浴をするのだ。
入って見ると日曜日という事も有って、結構な人数が居る。
でも、風呂自体が大きいのであまり気にならない。
由布岳も風呂に浸かりながら見れて良い気持ちだ。


由布岳

風呂から上がり、また車に乗込み今度は黒川温泉に向かう。
途中、やまなみハイウェイという道路を通ると道端に雪が残っているのが確認できる。
九州でもこの時期には雪が降るんだねえ〜。
ハイウェイを進んでいくと、目の前に噴煙を上げている岩だらけの山が見えてきた。
これが九重連山らしい。
実は明日この山に登ろうと思っていたのだがこりゃ無理だわ〜(^ ^;



峠を越すと、黒川温泉郷の看板が有ったので右に曲がる。
道をどんどん下ると黒川温泉に到着した。
なんか大きな温泉街で思っていたよりより秘境じゃないなあ〜。
にゃっちは昔来た事が有るらしいのだがぜんぜん雰囲気が違うらしい。
やっぱり有名な秘湯(有名な時点で秘湯じゃなくなってるとは思うが)って観光地化するんだなあ〜。

今日はここ黒川温泉近辺で泊まるつもりなので、お目当ての
山みず木に立ち寄り入浴
ここは混浴の川沿いの露天風呂が有るのだ。
しかし、今日は日曜日車を停める所がないぐらい混んでいる。
でも風呂には入りたいので、とにかく入浴する事に。

入ってみると確かに川沿いで景色は良い。
女性はにゃっち一人だけだが、一緒に入ってる男の人ってこういう時には意識して別の方向向くんだよね。
(自分もそうだけどじっと見れる奴は少ないと思う)
だから、混浴でも意外と大丈夫なのだが、おば様連中は大抵混浴には入らないんだよなあ〜。
しかも何故かちょっと体格の良いおば様たちは必ずと言って良いほど「混浴なんて恥ずかしくて入れないわぁ〜」なんて言って絶対に入ってこない。
大丈夫ですよ〜見ませんから〜(笑)



しかし、ここ掛け流しだからかお湯が熱いんだよなあ〜。
ほとんど浸かってるのが苦痛なので、にゃっちは仕方なく女性専用露天風呂へ行く事に。
でも風呂から上がってきたにゃっちが、女性用露天のすぐ脇にジョウビタキの巣が有って、ジョビオ君を沢山見れた〜と言って喜んでました。
羨ましい〜・・・・そういえば旅行中一度も鳥撮ってないなあ〜・・・( ̄〜 ̄)

あとこの宿は日帰り入浴の場合は入れるのが露天風呂だけなので洗い場が使えないので体を洗えないのがイタイ!
結局もう一箇所風呂に行かなきゃ・・・・と、いう事で黒川温泉郷から車で坂を引き返し、三愛高原ホテルという所に行った。
ここも露天風呂は眺めが良いらしい。

今度は洗い場が有ったので、体を洗ってから露天風呂に行くと結構な人。
2つの大小の露天風呂が有って、何故かみんな小さな露天に固まっている。
不思議に思い見てみると露天風呂の真ん中に関西弁の体格の良い金髪のおっちゃんが仲間2人で浸かっていた(一人は細くて頼り無さそうなおじさん)
金髪のおっちゃんの首には金のネックレスもしてるし確かに怪しい・・・。
「なるほどね〜」と納得してRICKは大きいほうの少し離れた場所でお湯に浸かる。
暫く浸かっていたら横でおっちゃんが立ち上がった。
やはりと言うか背中一面に大きな刺青が!
普通なら「絡まれないように離れてよ〜っと」と思うのだが・・・・その刺青がまるで子供のお絵かきの様な登り鯉なのだ(^ ^;
笑いを堪えるのに必死でした(笑)

そのおっちゃんは時折、隣の女風呂の連れらしき女性とと大きな声で会話するのだが、女性の声もだみ声で品が無さそう。
後でにゃっちに聞いたら女性風呂でも金髪で体格の非常に良いおばさんが2人で露天風呂の真ん中を占領していて迷惑だったらしい。
やっぱりなあ〜。

コンデジで人が居ないのを見計らって撮影(^ ^;遠くに阿蘇が見える

まあ〜そんな事も有ったが体も洗えてさっぱりしたので、今夜の寝床に。
今夜は九重の牧場の一部で車泊だ。
明日の朝はさぞ景色が綺麗だろう・・・と思いつつ、ビール&ラーメンで早々と就寝。

※夜中にトイレに行こうとしてにゃっちが転倒。
足裏を怪我して血まみれになったのは秘密です(^ ^;

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