2012年2月 マレーシア・ボルネオ探鳥記Part3 <準備〜出発>


さて、次回の冬遠征はどこに行こうかねえ・・・?
と、にゃっちと今回の計画を練っていたのはまだ暑い2011年8月。
いろいろ諸事情を考えるとどこか東南アジア再訪になるかな〜?

そんな中、親しい鳥撮り友達で『子連れバーダーORATの部屋』の管理人Oratさんから合同遠征の提案があった。
「息子のたいき君が今期は中学受験準備の為、Orat家としての冬旅行が難しそう。だから家族旅行ではなかなか
できないような、自分だけで鳥撮りにどっぷり浸かった旅行をしてみたいので、一緒にダナンバレーに行かないか」
との事だった。
息子受験で父親は遊びに行く・・・素晴らしい教育方針だ(笑)

ダナンバレーか〜・・・
貧乏なRICK達は気軽には行けない場所なのだが、探鳥地としては今まで行った中でも一番魅力がある場所のひとつだ。
もともと昨年の初夏に行こうと思っていたのだが、前回ガイドしてもらったイスナディルの急死により計画を取りやめた経緯がある。
でもイスナディルが逝ってから一年経つし、「再会する前に死んじまいやがってばかやろ〜!」ってジャングルで言ってやりたいしね・・・。
セグロミツユビカワセミやヤイロチョウも、もっとちゃんと撮りたいな。

そういうことでOratさんとの合同遠征が決定。
日程を詰め手配などを進めていく。
航空券は各自が手配。
すべてマレーシア航空でサーチャージを含めた総額は約9万円ぐらい(なんか高いな・・・)。
ボルネオレインフォレストロッジへの予約は、前回のボルネオ遠征時にもお世話になったジスコボルネオさんでお願いしました。

また、RICK達はOratさんより少し早めにボルネオ入りして、キナバル山麓標高1500m近辺に有るキナバルパークに2泊する事にした。
ここには前々回の初ボルネオ時にもレンタカーで行ったのだが、真昼間だったからか鳥の姿はゼロだった。
しかし以前キナバルパークに滞在したまちちこさんによると、早朝には高原の鳥がたくさん見れるらしい。
早朝の街灯に集まる虫を食べに来るバードウェーブってのはどんなものなんだろう?
マレー半島のフレーザーズヒルで熱帯地域の高原の鳥の魅力を認識した後なので、期待が高まる。

キナバルパークの後は一度コタキナバルに戻り、翌日の早朝の飛行機に備えてコタキナバル市内のホテルに一泊。
ラハダトゥに向かう日の早朝に、このホテルでOratさんと落ち合う予定だ。

ボルネオまでの旅程だが、今回はマレーシア航空を使う事にした。
理由は、羽田=コタキナバル直行便が就航しているからだ。
また、羽田夜中発(AM1:35)のMH85便は、仕事が終わってから空港に行っても時間に余裕があるので便利だしね。
※他の航空会社では2012年2月時点で日本=コタキナバル直行便は無い。クアラルンプールかシンガポール、香港経由となる。

しかし年末に恐れていた事態が起きた。
噂されていたボルネオ直行便運行中止の知らせがマレーシア航空から来たのだ。
結局、成田発クアラルンプール乗継便となってしまい、大幅に遠回りする事になってしまった。
本来片道5時間半なのが、乗継含めて約12時間の長距離遠征になってしまったんです・・・とほほ(T-T)

また、帰国日はクアラルンプールを23:35発で早朝7:35成田着になったので、家に着いたらそのまま仕事になるのが厳しそうだなあ・・・
まあ〜飛ばないものは仕方ない( ̄〜 ̄)

結果、決まった日程はこんな感じ

2/13 成田→
2/14 クアラルンプール→コタキナバル→キナバルパーク
2/15 キナバルパーク
2/16 キナバルパーク→コタキナバル
2/17 コタキナバル(Oratさんと合流)→ラハダトゥ→ダナンバレー
2/18 ダナンバレー
2/19 ダナンバレー
2/20 ダナンバレー→ラハダトゥ→コタキナバル→クアラルンプール→
2/21 →成田


年が明けての1月〜2月には、ず〜っとサボってた鳥撮りを精力的にこなし、感覚を取り戻す。
不景気のRICKは、機材の新規導入は今回無し(^^;
でもにゃっちには、お誕生日プレゼントとしてGITZOの2型三脚をあげました。
今までのベルボン カルマ−ニュ540では足回りが弱くどうしてもブレるとの事でしたが、なるほど足回りを変更したら写真もカチッと
なりました。
足回りは大事なんだなあ・・・と再認識。

OratさんはCANONからNIKONへシステムごと総入れ替えしたんだよねえ〜。
うらやましいぞ!


そうしているうちに日は進み、寒い今期の日本を旅立つ日がやってきた。

2012ボルネオ探鳥記に


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