2009年11月20日 インドネシア バリ島探鳥記Part2 <3日目 ジャワショウビン再び>

今日も天気は快晴!
準備を済ませ朝6時30分にフロントに行くとすでにケトゥさん来てました。
時間には正確だなw 感心感心。

まず昨日行ったサリ・オーガニックへの道のポイントに向かう。
車を停めて歩き出して田園地帯に入ったすぐの場所でジャワショウビン発見!
この時、ケトゥさんは離れた場所に車を停めに行っており遅れてたので発見したのは僕なのさ〜(^ー゚)☆
距離は結構近い。
ただ逆光なので、ちょっと撮影が難しいかな。

植え込みの影に隠れながら撮影に適したポイントを探してとりあえずRICKは今回最初のジャワショウビンをGET!
距離もそこそこで止まっている樹が良い感じだ。
逆光も返って朝の雰囲気が出て良い感じになっているかもw


今回ジャワショウビン初撮り!(o ̄▽ ̄)ノ

この時2羽居たのだけど、1羽は警戒心が強く近寄らせてくれませんでした。
しばらく撮っていたら2羽で森の向こうに飛んでいってしまったが充分撮ったので満足。
まあ〜狙うは昨日のポイントの枝だからね。
ケトゥさんの言う様に近くの枝に来てくれれば順光で距離もバッチリなんだけどな〜。
とにかく 先を急がないと。
ポイントまでは車から歩いて20分ぐらい掛るのだ。

そして歩いて行くとケトゥさんが「あそこにイマスネエ〜」と指差す方向を見ると少し遠くの杭にジャワショウビンが止まっているのが見えた。


いたいた〜!

道沿いに歩くともっと近づけそうだったのでそろりそろりと移動。
RICKは三脚を身体に隠して、にゃっちは自前の三脚カバーを装着したまま
「見て無いよ〜」ってな感じで横目でちらちら見ながら動く。
そうすると比較的警戒心を抱かないみたいだ。
大分近づいたところでカメラをゆっくりとセット。
距離も近いのでしっかりとトマリモノを抑える。

よ〜し!前に比べても大分綺麗に撮れたぞ〜!
モニターで確認してもばっちり綺麗な羽毛が確認できる。
にゃっちもデッカちゃんが撮れて大喜び(^-^)

前回はトマリモノもここまで撮れなかったから嬉しい。

綺麗ですね〜 (* ̄▽ ̄)

警戒して『ギャギャギャ』と鳴いている所

警戒されたかな?
って思ってたら何故かもっと近くに来てくれて大サービスしてくれました!
なんて良い子でしょう!ヾ(≧▽≦)ノ彡☆


ジャワショウビンのデッカちゃんが撮れてシアワセ〜(^-^)

水に飛び込んだ後だから濡れている。

こんな樹にも止まってくれました

この子はそのうち行ってしまったが、ジャワショウビンのトマリモノデッカちゃんはこれでコンプリートって感じ。

それでも入れ替わりに、他のもう一羽が来た。
そして今度はトビモノに挑戦したのだが・・・・
正直この日はトビモノは全然撮れませんでした(^ ^;


田んぼの中の小屋の屋根から飛び立つ瞬間。

本当はもっとたくさん撮れた筈だったんですよ
(や〜い、言い訳〜w)
この時の問題はアリ!
茶色くて大きなアリがたくさん徘徊しており、やたら攻撃性が高くてわざわざRICKの足に登ってきて何度も『ガブッ』っとやるもんだから
全然集中出来ませんでした(何故かにゃっちは噛まれなかった・・・RICKの塗っていた虫除けが甘かったのか?)
噛まれるとかなり痛いんですよ。
アリと格闘していて逃したシーンは数え切れず。
明日は長ズボンに靴を履いてこよっと・・・・ε〜( ̄、 ̄;)ゞ

また、陽が高くなってきて通勤時間になり、バイク通りがかなり多いので道に三脚を置いてられないんですよね〜。
(車が通れないぐらいの田んぼの中の細い道なので)
田んぼの畦道は凄く細いので、ほぼ三脚を置くスペースが無く、なかなかここはトビモノ撮るのには厳しい場所かもね。
やはりトビモノは前回撮った他の場所で狙うかな・・・・

それでも新たに現れた子のトマリモノは撮っておく。
でもちょっとクチバシの汚れが気になるのと羽根が痛んでるなこの子・・・・

覗き込んでいるの図

クチバシの藁みたいなのがちょっと・・・『鼻水垂れた子』とにゃっちが呼んでました(^ ^;

拗ねたのか遠くの椰子の樹に飛んで行ってしまった

それでも長い時間ジャワショウビンは滞在してくれたので、かなりの枚数を撮影する事が出来ました。
ただトビモノで満足いくの撮れなかったなあ・・・・・
すべてアリのせいじゃ!(と、現実逃避)


撮影終盤に下の方から来たバイクに乗った女性が笑顔で手を振りながら挨拶してきた。
あ、ケトゥさんの奥さんじゃん!
働いているサリ・オーガニックへの出勤途中らしい。
向こうから「久しぶり〜お元気ですか?※英語で」と話しかけてきてくれた。
覚えててくれたんだ〜(^-^)
「もちろん元気ですよ」って言ったら「良い写真は撮れた?」と聞かれたので「ベリーグットな写真撮れたよ〜」と返す。
※奥さんが英語喋れるって聞いていなかったので最初ちょっとたじろいだ
少し離れた田んぼの畦道ににゃっちと居たケトゥさんに「奥さん来たよ〜」と声を掛ける。
ケトゥさんと奥さんはバリ語で会話してましたね。

そういえば前回8:00で集合時間早いって言ってたのに、今回は自分から6:30集合って言い出したのは奥さんがスクーター買ったからなんだ。
前はケトゥさんと一緒に通勤してたもんね。


地元の犬と戯れるにゃっち

9:30になったのでここは撤収して、前回最終日に行ったテガララン下のポイントに移動する事に。
前回もそこでトビモノを撮ったし、あちらの方が開けていてトビモノは撮影しやすいからだ。
もう日が高いので明日の偵察って感じだけどね。

車まで戻り、ここから20分ぐらいの前回ポイントまで向かう。
そのうち見覚えの有る場所に到着。
そうそう、ここ前回の帰国前に車を停めた場所だよね。
懐かしい〜。
車を道路脇に停めて、農道を歩いて短い坂を登っていくとケトゥさんが『あそこにイマスネエ〜』とジャワショウビン発見。
でも、距離が少し有るのでRICKはカメラを出さず、にゃっちだけ撮影しました。
でもここはアリが居なくて平和だわ〜(笑)


真ん中の石造りの祭壇?のすぐ左に竹竿が有ってそこにジャワショウビンが止まっていた。

2羽確認できたので、明日はなんとかなるかな・・・・。
もう大分日が高いので今日は終わりにする事に。
また明日の午前中に再挑戦だ〜!。

一度ホテルに戻って機材を置きに行く。
そして今日の昼食にはにゃっちが目をつけていた地元評判の店『ワルン・トゥガス』に行く事に。
アグンラカの南に有るガソリンスタンド左折してて暫く行った交差点を右に曲がった場所に有るワルンだ。
入口は狭かったので小さい店と思ってたら、奥行きが結構有ってビックリ。
この店はナシチャンプル専門店なので、付け合わせを選ぶだけ。
値段はなんと10000ルピアだ(95円ぐらい)
評判の店だけ有って美味しかったですね〜。
今回の旅行でのナシチャンプルでは一番だったな。
帰りにはケトゥさんが「仲間に持って行くんだ」と言ってテイクアウトしてました。
ほんと地元の店って感じなんですね。

ワルンTegas ナシチャンプルはボリュームも有ります。テイクアウトもOK

昼食を食べ終わったらケトゥさんが家に案内するよ。と言う。
現地の暮らしってどんなのだか興味あるからお邪魔する事に。
でも確か前は大家族で住んでいるって言ってたような気がしたけど大丈夫なのかな?


凄くたくさんのバイクが来るので何事?と思ったら地元で闘鶏が有ったそうです。

そして田んぼの多い道に入ったなあ・・・と思ってたらケトゥさんが車を道端に停めた。
「ここが駐車場だよ」って言って(タダの路駐)車をおりて歩き出す。
田んぼの畦道の少し太い道を歩いて行くと先に建設中の家が有った。


するとケトゥさんがさっきワルン・トゥガスで買ったテイクアウトのナシチャンプルを作業している人に渡した。
「ん・・・もしかしてケトゥさん新居を建てているの?」と言うとそうだと言う。
建設中の新居に案内してくれるって事だったんだね。
コンクリート2階建ての家はまだ一階部分のみの出来上がりだった。
なんでも2階からはサヌールの海が見えるとの事で、知り合いが来たら泊められるように設計しているんだとの事。
「夕陽が凄く綺麗なんだよ〜」って言ってました。


写真左 ケトゥさん新居建設中
写真右 1階リビングからの眺め。 池作ってドジョウ放せばジャワショウビン来るかも・・・(笑)


ケトゥさんが大工さん達と話をしている最中に13歳ぐらいの男の子が現れた。
ケトゥさんの子供だって。
そういえば目がくりくりしてる所が奥さんに似てるよな(^-^)
なんか恥ずかしがり屋であまり喋らない子でしたね。
恥ずかしがり屋なところは全然親に似てないな(笑)

その後、車に乗り込み、たまには観光みたいな事でもしようと有名なキンタマーニ高原に行く事にした。
ここから1時間半ぐらい掛かるらしい。

ひたすら上り坂を進んでいく。
途中、欧米人達のチャリの集団とすれ違う。
キンタマーニまで車で行って、帰りはチャリで下り坂をツーリングしてくるというアクテビティらしい。
最近はかなり多いとの事。

いよいよ山に差し掛かると不穏な雲が有る。
どうやら山は雨が降っているらしいな・・・
ここまで引き返すのも勿体ないのでそのまま行く事にする。
案の定凄い雨が降り出した。
あちゃあ・・・・・まあ〜もう少しだからとりあえず行こうか(^ ^;

ケトゥさんはメインの道路から脇道に逸れて細い道に車を進めた。
なんでもこのまま行くとゲートが有って道路を通過だけで一人10000rp取られるらしい。
その場所を迂回しているんだって。
反対側から来る場合にはお金を取られないという事だ。

細い道を抜け、広い道路に出て、方向的にしばらく戻る感じで行くと店の脇に小さい駐車場が有ってそこに車を停める。
5000rpだったかな?
丁度雨も止んで有名なバトゥール山が全容を現した。
やっぱり写真で見るより全然迫力が有りますね。
思った以上に格好良い山でヤマノボラーの血が騒ぎだしましたよ。
ケトゥさんに「今度着たときに登ると良いよ。僕は下で待ってますから」と言うので
「いや、ケトゥさんも登るんだよ!」って言ったら「絶対嫌、無理だよ〜」って言ってました。
そういわれるとますます引きずって行きたくなるな( ̄ー ̄)w


有名観光地バトゥール山

景色も堪能したので車に乗り込み今度は道を降りていく。
途中ゲートが有って確かに料金徴収してましたね。

帰り道にケトゥさんがバリコーヒーのファームに行かない?と言ってきた。
提携しているちょっと高い店なんだろうなあ・・・・と気づきつつ、たまには乗ってあげなきゃと思ってOKする事に。
着いたのは植物園みたいな感じの場所。
植物が生い茂る場所でちょっと面白かった。
ケトゥさんが「この樹はカカオの樹で、この樹はシナモンの樹で・・・・」といろいろ説明。
説明がかなり慣れてるって事で貴方相当通ってますなココ(笑)


奥の店先で試飲のコーヒー4種を飲んでコーヒー40000rpとシナモン20000rp分だけ買っておきました。
まあ〜付き合いって感じかな。
それでも日本で買うのに比べて大分安いから損しては無いと思うけど。
※多分現地スーパーの2倍〜3倍の値段だと思う

4時近くになったのでホテルに送ってもらう事に。
今夜はアグンラカ・バンガローズ最後の夜だし、にゃっちがホテルの周りを少し散歩もしたいと言うのでケトゥさんはここでお別れ。
また明日の朝6:30に宜しくね!(^ー゚)☆

ホテルで一休みしてから、アグンラカバンガローズからウブド中心街に向けての道を歩く。
この時間は客引きもほとんど居ないから歩きやすい。
しかし以前もこの道を歩いたのだけど、本当に変わりましたね。
たくさんのホテルやレストランが新しく出来てます。
たった2年でここまで変わるかな・・・・

この散歩では前に食事したpundi-pundiというレストラン前まで歩いた。
なんかpundi-pundiも欧米人の客でごった返して、店の前には案内人が居たりして前とは雰囲気が違ってるなあ・・・・
前の田んぼは無くなって池になってるし。
ほんと、どんどんウブドが変わっていくな・・・・

前には無かったサークルK

写真左 2007年のpundi-pundi
写真右 2009年のpundi-pundi  前の田んぼは池に、奥の家も大きくなってますね。


そして道を引き返しアグンラカ・バンガロースに到着。


アグンラカ前

そして部屋に戻り、にゃっちがシャワーを浴びに行く、
そしたらお湯が出な〜い!と怒っている。
RICKにしてみれば昨日から出てないので「今日もですかあ?」って感じなんだけど、にゃっちはブーブー怒ってます。
フロントに言えばなんとかしてくれるのだろうけども作業は遅いだろうし面倒なので、RICKも水のままシャワーを浴びる事に。
まあ〜明日は超高級ホテル『クプクプバロン』に移動するから快適なお風呂入れるし、ここアグンラカだから我慢しようね・・・とにゃっちをなだめる。
一泊一人3000円ぐらいだからこんなもんでしょ。
まあ〜山小屋よりはマシだもんね(^ ^;

今日はいつも通りカップミーゴレンの夕食
なんかこれが一番自分らしいような気がする(笑)
BINTANGビールを呑んで少しゆっくりした後、今日も早めに就寝しました。

明日はトビモノ挑戦しないとな・・・・
にゃっちは今日デッカちゃんを撮れた子が羽根がちょっと痛んでたのと鼻水が(ワラだけど)垂れていたので、もっと綺麗な子を近くで撮りたい!って言ってます。
「あの鼻水の子はもう来なくて良いよ!」なんて言っちゃってるし(^ ^;
明日ジャワショウビンがへそ曲げちゃっても知らないよ〜(笑)

4日目に続く>

2009バリ島探鳥記 準備編
<1日目>11/18 自宅〜バリ島 ウブド
<2日目>11/19 ウブド アグンラカバンガローズ再び
<3日目>11/20 ウブド探鳥 ジャワショウビンに逢えるか?
<4日目>11/21 午前ジャワショウビン満喫 午後はクプクプバロンに移動
<5日目>11/22 体調不良の中、バリ西部国立公園へ
<6日目>11/23 レンジャーYUDIさんと探鳥 ミンピ・リゾート・ムンジャンガン
<7日目>11/24 今日もバリ西部国立公園探鳥 セアカミツユビカワセミ満喫!
<8日目>11/25 バリ島最終日〜帰国
2009バリ島探鳥記データー編

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