2009年11月19日 インドネシア バリ島探鳥記Part2 <2日目 ウブド アグンラカバンガローズ再び>
朝6:30に起床。
天気は良好!抜けるような青空だ。
昨夜心配していた周りのライスフィールド(田んぼ)を2階のベランダから見渡すと、辺り一面、青々と稲が育っている。
こりゃだめだな・・・・ε〜( ̄、 ̄;)ゞ
外のベランダで耳を澄ましてみてもジャワショウビンの鳴き声は全然聞こえてこない。
やっぱりこの稲の状態じゃ、この付近には居ないのかもね。
まあ〜とりあえずベランダから見れる鳥だけ撮っておきましょか。
前にも見た種類ばかりだから、あまり気合は入らないけど・・・(^ ^;
シマキンパラ
キバラタイヨウチョウ
メグロヒヨドリ
上3枚はすべてEOS50D+EF500mmf4 JPEG撮影です。
これ以後の鳥の写真はEOS1DMark3のRAWで撮ってます。
※スナップは50Dとコンデジ・パナ・LUMIX-TZ7
まったりと過ごしていると8:30になったので、1階のオープンリビングに移動。
朝食はここまでホテルのスタッフが持って来てくれます。
やっぱアグンラカの価値はここのスペースだよなあ〜(^-^)
1階のオープンリビング ここがアグンラカの価値のすべて(笑)
朝食のナシゴレン 量は少なめで味はまあまあかな・・・
とりあえずアグンラカ・バンガローズの紹介を前回に続きしておきますか。
一階には前述のオープンリビングが有って、玄関が有ります。
玄関から中に入ると左には冷蔵庫が有ります。
2年前は中はもっとボロイ冷蔵庫で全然冷えない物だったがグレードUPしていた(相変わらず冷えはイマイチだったけど)
また前回は冷蔵庫の中身は初期状態はカラだったが、今回は最初からミニバー状態で中に飲み物が入ってました。
ビール、ジュース、水などが入っていて、値段は市価より少し高いぐらいだったような・・・(買わなかったので忘れた)
玄関から入って右には洗面台が有ります。
洗面台には無料のミネラルウォーター500mlが毎日人数分(?)補充されます。
歯ブラシ等、アメニティーは有りません。
ドライヤーも無しですがバスタオル、ティッシュは有ります。
また湯沸しポットも備え付けられています。
写真左 入って左側に冷蔵庫が有る。
写真右 右側は洗面台。
そして玄関から入って正面にまた扉が有り、開くと塀に囲われた中庭?に出ます。
そこには右側にトイレ、左側にはバスルームが有ります。
バスルームには屋根が付いていました。
ただ、相変わらず綺麗とは言い難くお湯を溜めて入る気には・・・・(^ ^;
あと排水が極端に悪いんですよねココ。
写真左 半露天トイレ(笑)
写真右 半露天バスルーム
そして中に戻り階段を上がるとベットが2つ有る寝室が有ります。
ベットには蚊帳が付いてます(虫が多いので絶対必要)
テレビも有ります。
そういえば滞在中一度だけテレビを点けたら日本のアニメ、NARUTOをやってましたね(台詞はインドネシア語に変換されてた)
東南アジアで大人気みたいです。
また以前は無かったエアコンが完備されてました!ここも何気にグレードUP?使わなかったけど。
外には心地よいベランダが有ります。ベランダには左右に分かれてデイベットが置いて有ります。
でも屋外に有るのでどうしてもマットに虫が付きますね。
だから使うときにはマットを裏返して使うのが宜しいかと。
写真左 階段を上がるとこんな感じ。 テレビも一応有りますがもちろんアナログで画質悪し。
写真右 快適なデイベット 使用する時にはマットを裏返しましょう。 使用後は元に戻すのを忘れずに(笑)
今回一番谷側の部屋をリクエストしていたので右側には建物が何も無い。
確かに良い景色だわ。
前回来た時にジャワショウビンを撮影した田んぼも見える。
2年前にジャワショウビンのトビモノ撮った場所も見えました。
写真左 2階ベランダから 谷側を望む。 景色は良いんですけどね・・・・・稲が育ちすぎ(^ ^;
写真右 2階ベランダからホテル側を望む。 う〜ん見事なライスフィールドビュー!(T-T)
写真左 部屋の横に有る池の蓮
写真右 スーペリアバンガローは5棟並んでいます。この他の場所に2棟有るらしい。 僕らが泊まったのは写真左端。
さて紹介はここらで終わり。
それより鳥撮りだけどどうしましょ・・・・・
本当にこの辺りにはジャワショウビンは居ないみたいだし、このままだと見れずに今日が終わっちゃうな〜
オマケに前回、裏木戸から出れた田んぼへは間に家が建っており行けなくなっていた。
こりゃこまったな・・・・( ̄〜 ̄)
しょうがないから今日は予定していなかったけど前回世話になった現地ドライバーのケトゥさんを電話で呼び出す事にしようか。
とりあえず今日中に一目でもジャワショウビン見ておきたいもんな〜。
と、言うわけで部屋から電話を掛けようと試みる。
しかしケトゥさんの携帯番号に何度も掛けるが全然つながる気配が無い。
いろいろやってたら何故か内線でフロントにつながってしまった。
ついでだからウブドの街まで送迎を頼む事に。
ケトゥさんへの連絡は後でフロントの電話を借りる事にしようか。
そして10:30になりフロントに行く。
室内から電話が掛けられない事を告げると「室内電話からは携帯電話には掛けられません」との事。
そういう事は室内インフォメーションか電話の脇に書いておいてくれよなε〜( ̄、 ̄;)ゞ
電話を貸して欲しいと言うと料金が掛かりますが大丈夫だとの事。
値段表を見せてもらうと携帯へは3分4200rpらしい。
それなりに高いんだな・・・
ケトゥさんに電話を掛けるとすぐに出て、懐かしい声が受話器から聞こえてきた。
「元気〜!もうバリにいるのお〜!」
「今、アグンラカに居るんだけど周りにジャワショウビン居ないんだよ。今日偵察に行きたいから15:00にアグンラカまで迎えに来てね」と言うと
「うん、わかりました〜15:00に行きます〜」
と会話して電話を切る。
まあ〜夕方だから今日の撮影は期待できないけど、フィールドの下見はしておきたかったからね。
距離とかトビモノ撮るなら飛行コースとかを頭に入れておいた方が撮影の成功率上がるので。
そしてその後はケトゥさんとも2年ぶりだし夕飯でも一緒に食べますか。
電話を終えて送迎車アグンラカ・カーに頼んでモンキーフォレスト通りまで送ってもらう事に。
※ウブド内だったらどこにでも無料で送迎してもらえる。
レートが良いと言うモンキーフォレスト通り下の両替所の前で降ろしてもらい
「昼食を食べる予定のワルンbiah-biahに13:30に迎えに来てね♪」
とドライバーに頼んでおく。
とりあえず両替所で20000円分をインドネシア・ルピア(rp)に両替しました。
レートは105で前よりも大分得した感じ。
2100000rp分のお札で財布が一辺に分厚くなる。
※100000rpが最高紙幣だけど一般的には50000rpが高額紙幣として多く使われている。
そしてにゃっちが行きたがっていたウブド市場まで坂を登りながら、じゃらんじゃらん(散歩)しました。
ウブド市場の入口は狭く、たくさんの店が雑多に並んでいる。
雰囲気はお祭の縁日みたいな感じかな。
お客は平日昼間だからか、あまり居ませんでしたね。
市場内の店の商品に値札は付いていないので、欲しい商品が有れば店の人に幾らか聞いてみます。
ほぼお決まりで高い値段を言って来るので店の言い値から半額以下の値段で要求。
「それは無理」と最初の70%ぐらいの金額を言って来るので「じゃあ要らない」って立ち去ろうとすると「OKOK!その値段で大丈夫よ。特別サービスよ」なんて事を言って大体こちらの言い値付近で折れますね。
まあ〜実際に買った値段は店にとっては実はとても高く売れたのかも知れませんが、こんな風に駆け引きを楽しむのが良いんでしょう。
にゃっちは面白がってましたよ(^-^)
市場では3箇所で購入、にゃっちはミニガムランボール2個とトッケー柄のコースター2個、あとは日差しが強いので探鳥用に麦わら帽子を買いました。
店が凄くたくさん有るけど、みんなやっていけてるのかなあ〜
市場を通り抜けてウブドのメインストリートに出て暫く西に歩いた。
しばらく歩いた先を右に曲がり、ちょっと歩くと目的の『ビア・ビア』というワルンに着いた。
ここは所謂バリ家庭料理を食べれるらしい。
表通りに有るレストランはほとんどインドネシア料理でバリの料理では無いとの事で、にゃっちが是非来たがっていた店なのだ。
現在経営は日本人との事で、メニューには日本語の説明も有りました。
値段も安いですが一品一品の量が少なめなので、いろいろ頼むのが楽しみ方みたいです。
味は全部美味しかったですね。
ただミーゴレンはインスタント麺ですね・・・・まあ〜100円しないんじゃ文句も言えまい。
大体一般家庭はこの様なインスタント麺を使っているから有る意味これが正しいのでしょうね(^-^)
写真左 ビア・ビア(Biah Biah)外観
写真右 ビア・ビアの店内で
写真左 左 イカンペペス5500rp/上 テンペマニス4000rp/中 サユールウラップ3000rp/下 サテ リリッアヤム7500rp
写真右 ミーゴレン10000rp(約95円)
食事をしてまったりとしていたら、約束通りにアグンラカ・カーが到着。
お会計を済ませてアグンラカまで乗せて貰いました。
そして1階のリビングでまったりゴロゴロ。
すると2:30頃ケトゥさんが「元気い〜」と言いながら現れた。
久しぶりだネエ〜(o ̄▽ ̄)ノ
「奥さんとか子供さん元気?」なんて話しながらお土産を渡す。
Tシャツとか日本のキャンディーとかガム、奥さんにはにゃっちから髪飾りをプレゼントしました。
じゃあ出かけよっか。
と、一応撮影の用意をしてアグンラカの駐車場に向かう。
すると止まってたのは前回と違う新しいトヨタ車キジャンだった。
お〜新しい車になったんだね〜。
乗った感じはハイラックスかな。
天井のテッシュボックスがカーボン柄なのがらしいと言えばインドネシアらしいかな。
でも、性能的にはどうかな?って感じでエアコンを消さないとエンジンが掛らなかったり、ウインドウは手回し、ステレオはカセットデッキだった。
値段は200万円ぐらいだというので、そんなもんだろうか。
居住性は悪くなかったです。綺麗にしているしエアコンもちゃんと効くし。
向かったのは今では有名な?ジャワショウビンポイントのサリオーガニックへの道。
その道沿いの一部にまだ稲が伸びていない一角が有るので、最近はここで必ずジャワショウビンを見かけていると事。
「あの枝とあの竿に止まりますね〜」とケトゥさんは言う。
そこそこの距離でトビモノを狙うには丁度良く、デジスコならばデッカちゃんを撮れるだろう。
今日は姿を見せないけど、どうせ今は夕方で逆光だし、明日の朝本当に来てくれれば順光で綺麗に撮れるかもね。
結局この夕方は凄く遠くにジャワショウビンが現れてデジスコで証拠写真を姿を撮っただけで撮影終了。
まあ〜海外遠征一日目がこんな感じで終わるのはお約束なんで、今日は証拠写真でOKなのだ。
本番は明日じゃあ〜!待っててくれよ〜ジャワショウビン!
にゃっちのデジスコで証拠写真 すんごく遠い。
暗くなって来たのでホテルに戻る事に。
その前にデルタデワタ スーパーマーケットによってもらう。
とりあえずのビールとAQUA(ミネラルウォーター)を確保する為だ。
ケトゥさんは店の外で待ってましたね。(あれ?)
買物を済ませホテルに到着。
ケトゥさんにはそのままアグンラカの駐車場で待っていてもらい、部屋に機材を置きに行く。
そしてまた車に乗り込みアグンラカと経営母体が一緒でクリスピーダックの有名店『べべ・ブンキル』に向かった。
※ホテル宿泊者だと10%オフのディスカウントを受けられる。
べべ・ブンキルは入口は小さいがとても奥行きの有る店で観光客で一杯。
駐車場も別の場所に大きいのが有るみたいで、思っていた以上に規模が大きい。
奥の方の座敷席に上がりこんでRICKとケトゥさんはナシチャンプル、にゃっちは店の名前を関した『BEBEK BENGIL』と言うクリスピーダックを注文。
あとはビンタン生で〜す(^ー゚)☆ もちろんケトゥさんはジュースね。
写真左 店の奥にはライスフィールドが続く。 ジャワッち飛んでこないかな・・・・
写真右 にゃっち注文のクリスピーダック 67000rp
写真左 ナシチャンプル 35000rpだったかな?
写真右 言葉は要らない・・・生w 27000rp
まあ〜観光客相手の店なので価格は総じて高めですね。
※上記の価格に5%のサービス料と10%の税金が加算されます
でもさすがに美味しかったしボリュームも有りました。
ダックもナシチャンプルも写真で見る感じより実際には大きいと思いますよ。
お腹一杯になって店を出て、ホテルまでケトゥさんに送ってもらう。
明日朝6:30にロビーで待ち合わせと言う事にして別れました。
でも前は8:00でも「早いよ〜」って言ってたのに今回は自分から6:30って言うんだな〜。
理由は後でわかったけど。
そして部屋に戻り、まずにゃっちがシャワーを浴びる。
その後RICKがシャワーを浴びようとするが、いつまで経っても水しか出ねえ〜!!
仕方ないからそのまま水でシャワーを浴びる。
今日はそんな寒くないから良いけどさ・・・さすがアグンラカε〜( ̄、 ̄;)ゞ
とりあえずさっぱりしたので1階のオープンリビングで買ってきたビールでまたカンパーイ!
でも虫が多いので夜は寛げないんだな〜ココ(^ ^;
明日は朝が早いし、この日も一杯だけ呑んですぐに寝ました。
3日目へ続く>
2009バリ島探鳥記 準備編
<1日目>11/18 自宅〜バリ島 ウブド
<2日目>11/19 ウブド アグンラカバンガローズ再び
<3日目>11/20 ウブド探鳥 ジャワショウビンに逢えるか?
<4日目>11/21 午前ジャワショウビン満喫 午後はクプクプバロンに移動
<5日目>11/22 体調不良の中、バリ西部国立公園へ
<6日目>11/23 レンジャーYUDIさんと探鳥 ミンピ・リゾート・ムンジャンガン
<7日目>11/24 今日もバリ西部国立公園探鳥 セアカミツユビカワセミ満喫!
<8日目>11/25 バリ島最終日〜帰国
2009バリ島探鳥記データー編