<インドネシア・バリ島・ウブド探鳥記>2007年12月13日 準備〜出発〜バリ島〜ウブド



今年もいよいよやってきました遠征シーズン!
行く日は決めていたのだが10月頃まで行き先に迷ってました。
そんな中にゃっちがネットで見つけたのが
ジャワショウビン(Javan Kingfisher)
アオショウビンに似ているがもっと見た感じ派手なカワセミだ。
青のグラデーションがにゃっちの好みらしい。
このジャワショウビンはインドネシアのジャワ島とバリ島にしか居ない固有種です。
にゃっちの「この子が見たい〜!」の猫の一声(笑)でバリ島に行き先が決定しました。

しかし事前情報を集めようといろいろ模索するが、ネット上でHITするのがeisvogelさんOratさんAlcedoさん等のページばかり。
お知り合いばかりです(^ ^;
で、他に見つけても田んぼの中に居るとか普通に見られるぐらいの情報しかない。
まあ〜普通に見られるなら行ってから適当に田んぼ探せば見られるでしょ。
と、最初はそんなに深く考えてませんでした。

でも、調べるうちにひっかかて来たのがのが最近ジャワショウビンを撮りに行った人がことごとく撮影に苦労している点。
今年の5月に行かれたSappy!!さんもほとんど見れなかったそうです。
『なんでそんなに撮れてないんだろう???』と一抹の不安が有ったのも事実です。
今回実際に行ってみてその理由がわかりました。
探鳥記後半にその点については書きますので、しばらくお付き合い下さいm(_  _)m


☆探鳥記はここから始まります


当日自宅から車で成田空港近くのUSAパーキングに行く。
今年から飼い始めたうさぎの『うさこ』をUSAパーキング直営のペットホテルに預けるために早めに着いた。
駐車場でうさこをホテルの人に預ける。
う〜ん別れるのが寂しい〜よ〜(T-T)
うさこはそんなことまったく関係ねえ〜って感じでは有ったが・・・・

今回は15:50分成田発の日本航空JL729バリ・デンパサール直行便を利用。
13:20には空港に着いたが成田空港内はガラガラで、手続きもスムーズに終わり、まだ搭乗まで2時間以上有るのに待合室で待つ羽目に。
海外旅行に行き初めの頃は、この待ち時間も気分が高揚して嫌いじゃなかったんだけど最近ではただダルイだけです(^ ^;
ちなみに荷物の重量チェックなどまったく受けませんでした。
やっぱり厳しいのはカンタスだけか?

今回の機体はボーイング747だけど2階席もエコノミーシートなのでそちらを事前にネットで予約しておきました。
しかし乗り込んでカメラザックのロープロ600AWを上の荷物棚に入れようとしたが入りません。
どうやら1階席よりも荷物入れが小さいらしい( ̄〜 ̄)
で、どうしたかと言うと、比較的空いていたのでスチュワーデスさんに言われてこうしました(笑)↓
 
席を占領してシートベルトをしているロウプロザック(笑)

そして747の2階席は窓側が小物入れでテーブル代わりにも使えます。
なんとなく席も広く感じてお得かも(^。^


夕食は17時30分頃でました。
機内食では珍しいハンバーグが出ました。
味はコンビニ弁当と同等かな〜(意外と美味いかもって事)
対してにゃっちの食べた魚の方は味はイマイチだったそうです。

 
ハンバーグ弁当?

そして予定より30分ほど早くデンパサール空港に到着。
時間は22時5分(ただし日本との時差はマイナス1時間)
実質7時間ぐらいのフライトです。
結構近いもんですね。

空港に着いたらまず入国ビザ一人$10をカウンターで入国審査前に払います(7日以内の滞在の場合)
ここでは何故か米$での支払いが必要です。
日本円やルピア(インドネシア通貨)での支払いはスムーズに出来ないらしいので注意。

その後にすぐ入国審査のゲートが有ります。
仕事がかなり遅いけど人がそれほど居ないので20分ほどで通過。
今度は預け入れ荷物を受け取ります。
そこで噂に名高い?ぼったくり荷物運び登場!
おお〜これがかの有名なデンパサール空港名物のぼったくりポーターかぁ〜!!!(爆)
写真撮りてぇ〜(空港内だからNGです)
※このポーターですが制服を着てPORTERと書いた名札をつけてそれらしい格好をしてます。
そしてターンテーブル前から荷物検査場までの数十メートルを運ぶだけで1000円を要求するただの一般人達なんです。
僕らは事前に知っていたのでもちろんポーターに荷物を運ばれる前に自分でターンテーブルから取り出しました。
何故空港内でこんな事が許されてるのかは不明・・・・


でも、これだけ有名(?)なのに運ばれちゃってる人結構居ましたね。
なんで事前に情報仕入れていかないんでしょ?
まあ〜運んで欲しければ別に良いんだけどターンテーブルから手荷物審査のゲートまでほんの20mほどです。
もし強引に運ばれたとしても1000円じゃなくて1000ルピアぐらい渡せばOKみたいです(彼らは日本円の1000円札を要求してくる)
100ルピア=約1、4円ぐらいです(2007年12月現在)
ルピア表示の0を2つ取って1、4を掛けると日本円換算に出来ます。

ちなみに平均的(ホテルマン、サラリーマン等)なバリ島の月給は100万ルピア(日本円で約13000円)ぐらいだそうです。
低所得者層は30万ルピア(日本円4200円)ぐらいらしいので、いかに高額な請求かおわかりでしょうか?

ポーターの罠を避け自分達で荷物を運んで今度は手荷物検査を受けます。
一応常備薬とかを持っていたので審査を受ける方に行きました。
そして滞在目的とかどの様なものを持っているかなど聞かれる。
絶対に背中のリュックの中身を厳重にチェックされるかと思っていたのだけど
検査官「その中身はなんだ?」
RICK「カメラです」
検査官「シューティングするのか?」
RICK「いえ、写真を撮るだけです」(だからカメラだって・・・なんで狩りするの?)
なんていう会話をしたら「行って良いよ」と言われて荷物チェックは何もされませんでした。
結構アバウトなのね・・・(^ ^;

なんなく審査を通過すると今度は両替です。
審査のゲートを出たとたん両替商が何軒か並んでるんだけどこれの呼び込みが凄い。
みんな凄い勢いでで『カモーン!!』と手招きをしている。
そんなに必死だとなんか行き辛いだろ〜(^ ^;

そのうちの一箇所で1万円分の両替をする。
約80万ルピア分になり結構な札束ですな〜・・・金持ちになった気分(笑)
あとはレートが良いであろうウブドの両替店でする事に決めてました。
※実はウブドでも81〜2円ぐらいだったからあまり変わらなかった

そしてやっとゲートを出て外に出る。
出口では予約していた現地旅行代理店のガイドが僕の名前を書いた紙を持って待ってました。
インドネシアではガイド業は外人は出来ない法律が有るらしいので日本語が出来るバリの人がする事になります。
ガイドの人に連れられ送迎車の待つ駐車場へ。
やっぱり熱帯独特の空気感が有りますね。
冬から夏へ数時間で変わる・・・これが嬉しいんだよね〜
もっとも逆は凄く辛いので風邪引くのもお約束だけど(笑)

そこには結構新しい日本車にドライバーが乗って待っていました。
早速荷物を載せてウブドのホテルに向けて出発。
走り出して窓の外を見ていると雰囲気はなんかマレーシアのランカウイに似てますね。
ただ車と人が半端じゃなく多いけど。
しかし噂には聞いていたが運転がみんな無茶苦茶だ〜!
ちなみに自分乗った車の運転手も例外では無い。
赤信号とか全然無視なんだもんな〜(^ ^;
結構スリリングなドライブでした。

道中に日本語が話せるガイドという事で一応
「Javan KingfisherまたはRaja udang biru jawa(インドネシア語らしい)知ってる?って聞いてみたけど
「そんな鳥見た事無いです」ってドライバー共々言ってます。
あれ〜そんなマイナーな鳥なの?

車に揺られて1時間ほどで今日から3泊するアグン・ラカ・バンガローズ(Agung Raka Bungalows)に到着。
時間は23時30分頃でした。
ガイドに宿泊分のお金とガイドとドライバー分のチップを渡して
、早速チェックイン。
暗い中広い敷地を歩いてヴィラに向かう。
※チップは特別なサービスがない限り一人当たり5000ルピアで通しました。
その代わり何かをしてもらったら沢山の人に渡すようにしてました。
たとえば無料送迎の車のドライバーなんかに渡すと凄く喜ばれます。
でも旅行会社のガイドは1万〜2万が相場だなんて言ってたけどそれは高くないかぁ〜?


このアグン・ラカ・バンガローズは一時期は高級ヴィラタイプホテルとして話題になったらしいけど、噂により(昔いろいろあったらしい)日本人の客が遠のいたらしい。
まあ〜6年ほど前の話で、今は経営者も変わってるから大丈夫だろうと思いここにしました。
騒いでいたのはどうやら女性だけで来ている人達みたいだし。
一応滞在中も部屋にはセイフティーBOXが無いので貴重品などはフロントに預けないで終始自分で持ってましたけどね。
しかし日本人のネット情報って恐ろしいですね。
最近は右へ習えで日本人はすぐ近くの『テガル・サリ』って言うホテルに集中して宿泊しているみたいです。
(そちらも勿論良さそうなホテルなので予約も考えたんですが、空き状況を聞いたら予約で一杯でした)

でもアグン・ラカ良かったですよ〜。
部屋はここでは良いグレートのスーペリアバンガローです(ルームチャージで一部屋1泊朝食付8900円ぐらい)
2階建ての戸建だし、レイアウトも眺めも悪くないです
特に1階ののオープンリビングと2階のテラスはデイベットが有って寛げそう〜。

隣の棟を2Fのテラスから撮ってみる

でもちょっと経年の劣化が有ったり、スリッパが2人分の右側だけ切れてて履けなかったり(取り替えようよ・・・)、トイレの電球が切れてたり、建付けが悪くてドアとか閉めづらかったりとか、細かいつっこみ箇所は結構有るけどね(笑)
言えばいろいろやってくれたんでしょうが、なんか「まあ〜良いか・・・」って感じで特にクレームもつけませんでした。
あと寝室にも網戸がないので虫は入り放題です。
でもベットには蚊帳が有るので寝る時には心配は有りません。

まず、今日は疲れたのでシャワーをパッと浴びて寝る事に。
今回はジャワショウビンにちゃんと逢えるんだろうか?
と、考えてると疲れてるのにいつも通りしばらく寝られませんでした(^ ^;


翌日へ
 

12月13日 出発〜バリ島〜ウブド
12月14日 ウブド/アグン・ラカ・バンガロー 
12月15日 ウブド/ジャワショウビン撮影
12月16日 アグン・ラカ・バンガロー〜クプクプ・バロン・ヴィラス・ツリー・スパ 
12月17日 クプクプ・バロン/ケトゥとの出逢い 
12月18日 ジャワショウビン探鳥
12月19日〜20日 帰国日
データー

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